2026.08.09 『人生なんてつまらない』を何度も繰り返してきた娘の魂
前回👇の続きになります。
次女を癒して見えてきたもの | 蒼(あお) | セラピストブログ | 文太ママの癒しの館
今回、娘のインナーチャイルドを癒した後に現れたのは、20代前半の日本人サラリーマンだった前世でした。
時代は昭和40~50年代頃か。
彼はスーツ姿で、ただぼんやりと街を歩いていました。
活気はまったくなく、うつろな目。
猫背で、周りにはたくさんの人がいるのに、まるで世界から切り離されてしまったよう。
心の中にあるのは、
「仕事なんてつまらない。」
「生きていても何も楽しくない。」
「人生なんて、つまらない。」
希望も喜びも見いだせず、ただ目の前のことをこなすだけの毎日。
以前、娘に直接ヒプノセラピーをした時にも、時代や背景、性別は違うものの、
「喜びを感じられず、ただ生きているだけ」という前世が何度か現れました。
今回も同じ。
娘は何度も似たような人生を繰り返しているんだなと感じました。
やがて彼は駅のホームへ向かいます。
何かを決意したわけでもなく、ただ何も感じないまま、
静かに線路へ身を投げました。
彼はなぜそこまで生きる気力を失ってしまったのか。
さらに彼の子どもの頃を見ていくと、そこには8歳くらいの男の子がいました。
団地の薄暗い部屋で、一人ぽつんと夕飯を食べています。
両親は離婚し、お母さんとの二人暮らし。
生活のため、お母さんは昼も夜も働きづめでした。
学校から帰れば、一人でご飯を食べ、一人で眠る。
そんな毎日を過ごしていました。
ある日、仕事や生活に追われ余裕のないお母さんが息子にぶつけた一言。
「あんたのせいでこうなったんだ!」
男の子は、その言葉をそのまま受け止めました。
「僕がいるから……。僕が悪いから、お母さんはずっと働いて大変なんだ。」
それから彼は、甘えたい時に甘えることもできず、安心して過ごせる場所もないまま、
少しずつ自分の心を閉ざしていきました。
寂しさも悲しさも、感じないよう、感情に蓋をし続けた結果、
まるで心に麻酔をかけたように、痛みだけでなく、喜びさえも感じられなくなってしまったようでした。
男の子を抱きしめながら声をかけると、それまで押し込めていた感情が一気に溢れ出しました。
「本当はすごく寂しかった。」
「お母さんと一緒にいたかった。」
「一緒にご飯を食べたり、テレビを見たりしたかった。」
「お母さんに、僕の話をもっと聞いてほしかった。」
泣きじゃくりながら、これまで胸の奥にしまい込んでいた気持ちを話してくれました。
そして、その時のお母さんは、私自身の前世でもありました😂💦
私はふと、昨年の出来事を思い出しました。
ちょうど1年ほど前、娘は鬱症状で休職していたのですが、
始まりは娘からの1本の電話でした。
朝、出勤したはずの娘から
「会社の前まで来たけど、もう無理かもしれない。身体が動かない。どうしても中に入れない。」
尋常でない様子で、泣きながら話す娘の声を聞いたあと、私の頭に一瞬だけ、
「電車に飛び込んでしまったらどうしよう」
という不安と恐怖がよぎりました。
すぐに「きっと大丈夫」と自分に言い聞かせ落ち着きましたが、
娘が無事に帰宅するまで気が気ではありませんでした。
今回、娘の前世であったサラリーマンと、息子を失った母親の私。
息子の寂しさや苦しさに向き合おうとせず、結局、放置するような形になってしまった。
その時の後悔や罪悪感、そして息子を失ったときの恐怖が、あの時と重なっていたのかもしれません。
思い返すと、中学・高校時代の娘も、何度かこう口にしていました。
「生きていても何も楽しいことない。」
「人生なんてつまらない。」
当時は、それを聞いた私は、娘に対して腹が立って仕方がありませんでした。
「人生なんてつまらない」と言いながら、自分でどうしたいのか考えない、
自ら何かを変えようとしない、常に受け身でいるくせに不平不満ばかり口にする。
誰かや環境が、自分を幸せにしてくれるわけじゃない。
自分がどうしたら人生を楽しめるのか、どうしたら自分を幸せにできるのかを、
自分で考えて行動していくしかないじゃないか!
「甘ったれんなよ‼」
そんな気持ちでいっぱいでした。
なぜ娘がその言葉を何度も言っていたのか、私なりに探っても理由がわかりませんでした。
でも今回のセッションを通して、何度も同じようなテーマを繰り返してきた前世が、
娘に覆い被さるように、ずっと影響を与えていたんだなと感じました。
子どもの彼と、そのお母さんも癒し、書き換えていくと、
サラリーマンの彼は喜びを感じ、生き生きと人生を歩き始めます。
「もう、この繰り返してきた生き方は終われる?」
すると彼は少し寂しそうに言いました。
「自分は幸せになってはいけないんだ・・・。」
さらにその奥を見ていくと、もっと古い前世が現れました。
それは、多くの人を傷つけながら自分勝手に生きてきた海賊の男。
たくさんの人からの恨みや、彼自身の魂に刻まれた罪悪感が、
「自分は幸せになってはいけない。」
という思い込みに繋がっていたようです。
海賊だった彼も癒していくと、サラリーマンの彼はやっと晴れやかな笑顔になり、
「もう、この生き方はやめる!」
そう力強く宣言してくれました。
インナーチャイルドだけでは説明がつかなかったことも、こうして前世までさかのぼって癒したことで、
長いあいだ繰り返されてきたパターンに、ようやく終止符を打てたように感じています。
ただ、前世はあくまでも前世。
今の自分とは別の人生です。
前世でどんなことがあったとしても、今を生きる自分の人生は、自分自身で選び、自分自身で歩いていくもの。
だからこそ、私は今を生きる娘に、
「しっかりしろ!もっと覚悟を持って、自分の人生を歩いていけ!」
と、喝を入れたいです。
でも、弱音を吐くことと、自分の人生を諦めることは違う。
辛いときは、辛いと言っていい。
誰かに助けを求めたっていい。
そのうえで、自分の人生をどうしたいのかを、自分自身で選んでいけばいい。
私は、それが「自分の人生を生きる」ということなんじゃないかと思っています。
この癒やしの次の朝、娘の表情は見違えるほど明るくなっていました😮✨
何だか憑き物が落ちたような感じ‼
その後は物事がトントン拍子に進み、一人暮らしの準備も順調です。
カーテンを選び、冷蔵庫や洗濯機などの家電もすでに購入し、新しい部屋を思い描きながら楽しそう😆
ちょうど8月は次女の誕生日なので、夫が「電子レンジと炊飯器をプレゼントする✨」って
張り切っています😂
娘の笑顔を見ながら、「このタイミングで癒すことができて本当に良かった」と心から思います。
「行ってこい‼」って清々しい気持ちで娘を送り出したいと思います。
そして今回のように、自分以外の人を癒していても、その過程で自分自身の癒やしに繋がったりもします。
娘を癒すことを通して、私自身の中にあった被害者意識にも気づくことができました😆
自分一人では気づけなかったことも、信頼できる人たちに話を聞いてもらい、
一緒に心の奥を見つめていくことで、また一つ、自分自身を癒すことができました。
こうして安心して心の内を話せて、気づきや癒やしを分かち合える仲間がいること。
そして、そんな癒やしの館という場所があることに心から感謝しています✨
もし、心の中に気になることや、なかなか一人では気づけない想いがあるなら、
一緒にその答えを探していきましょう。
人間なんだから、弱音を吐いたっていい。
辛い時は辛い、悲しい時は悲しいって感じたっていいんです。
無理に前を向かなくてもいい。
大切なのは、辛さや苦しさを抱えたまま、一人で頑張り続けないこと。
あなたの心の奥にある声に寄り添いながら、一緒にその先を見つけていくお手伝いができたら嬉しいです🥰