2025.05.31 彩加の離婚 母親視点【文太ママ】
彩加の離婚についてのブログを受けて、母親視点で書いていこうと思います。
よかったら お付き合いくださいませ。
私としては正直、彩加の結婚には反対だったが、それでも結婚してしまったので
母親として出来得る限りの応援はしようと思っていた。
しかし。結婚後の彩加は 変わってしまった。
それも悪い方に。
それまでの明るかった彩加は すっかり鳴りを潜め、笑顔がなくなってしまった。
いつも悲しそうで、ビクビク おどおどしている。
旦那を軸にし、旦那の顔色を伺っているようにみえた。
常に遠慮をしていて、声も小さく 萎縮しているようにも見えた。
彩加が 彩加でなくなってしまった。
私には そう見えた。
私は愚痴を聞いてやるしかなくて、彩加がじれったかった。
チャンスがあれば「別れたっていいんだよ」と言ってみるが。
自信がないのか、愚痴を聞いた事で ガス抜きになってしまったのか、頑なに結婚生活を頑張ろうとする。
私には 分かっていたけどね。
存在が一番近い母親だからこそ、肝心な言葉は届かないと言う事を。
良くも悪くも 私という母親の存在に「慣れて」しまうからだ。
どうしたら彩加が自分らしさを取り戻すんだろう。
誰か・・・何か・・・と思ったタイミングで 彩加の誕生日が来た。
その時に彩加にリラクゼーションマッサージをプレゼントしようと思い付いた。
友人のOさん(後に一時スタッフになったw)に引き合わせ、マッサージをお願いした。
私は何の期待もしていなかった。
彩加がリフレッシュ出来ればいいな と思ってただけだった。
そしたら思いがけず、事態が大きく動いた!
やっぱり「他人様」の言葉の方が 響くんだよね。
しかも同じような経験者の言葉は 重みが違うからね。
彩加の心を 動かしてくれた。
その後、彩加は離婚を決意し、うちに家出をして来たw
彩加は 離婚は簡単に成立すると思っていただろう。
でもモラハラタイプの旦那は 簡単には手放さない。
その後 彩加は離婚に多大なエネルギーを使う事になった。
もし。モラハラ旦那と離婚したいという方がいたら。
あらかじめ、自分の署名が記入済みの離婚届を用意しておくべきだ。
喧嘩をした際に 興奮した勢いで書かせる事をお勧めする。
大喧嘩になればなるほど チャンスだ。
我を忘れていれば モラハラ旦那も勢いで書いてくれるかも!
それまでの事前の準備も入念にしてから、喧嘩を吹っ掛ける事をお勧めする😂
そうやって 華麗に離婚した知人がいたな😂
さて。
彩加が家を出た後、いざ新生活をするべくアパートへの引っ越しの日。
この日は2月下旬だったが 暑い日で私は半袖Tシャツという いで立ちだったのを覚えているwww
旧宅に出向き、いざ玄関のドアを開けたら!
婿の母親が居たんだよね。
ああ びっくりした😂😂😂
さあ!バトルの開始だよ!!😂😂😂
私の心にゴングが鳴る!「カー―――ン!」
こういう時はデカい声で 先制攻撃!
「あらーーー!お母様!お久しぶりです!引っ越し日和の良いお天気ですねー!
今日は わざわざ私達のお見送りですか?」
「いえ!あらお久しぶりです・・・いやいや、彩加さん どうか思いとどまって!」
彩加は引っ越しの為に 2時間だけ便利屋さんを頼んだ。
タイムリミットがあるから そりゃあ すごい勢いで 彩加は荷物を選別していく。
姑と彩加とは序盤 バトッていたが、彩加は姑にかまってる時間はない!
ここは私が受けて立とうじゃないか!
私だって、うっぷんは溜まってたんだ!
言わせてもらう!
「ところで。出て行かないでという割には、鍵を変えるとか ありえないんですけど。
これは離婚を後押ししていると捉えていいんですよね?」
「いえいえ。そんなつもりは!それは私が言い出した事なんです。
鍵を持ってる人が、無断で入って盗むかもと思って・・・。」
それを聞いて 私は怒りに震えた!
「それは彩加や私が『盗みに入る』と思っていたんですね!!!」
「そんなつもりじゃ・・・。」
「でも鍵を持っているのは 彩加だけです。
鍵を使って盗むと思うなら、彩加か私しか いないんですよ!
私達の事をそんな風に思っていたんですね!
私は何の財産も持たない 貧乏なシングルマザーかも知れませんが
人様の物を盗んでまで 欲しいものは一つもありませんよ!
私は今まで 頑張って働いて 自分の欲しいものを一つ一つ買って来ました。
それが私の誇りなんですよ。
それなのに あなたは人の事をそんな風に疑うんですね。
お金持ちの割りに 随分 心が卑しいと思いませんか?」
私は ここぞとばかりに「嫌味」や「皮肉」を大声で言う。
私に舌戦で勝てると思うなよ!
姑は 私を怒らせたと思ったのか「まずい」という顔をし オタオタしていた。
元々 従順で上品なタイプの人だ。
私の勢いに のまれていた。
そんなタイミングで あやかが「ルンバは持っていく!」と言っていた。
それは彩加の誕生日プレゼントに姑が買ってくれたものだった。
「彩加!そんなもの 置いていきなさい!
これからあんたが 働いて稼いで 買えばいい!
頑張って働けば いくらでも買えるんだから!」
姑への嫌味でそう言った。
結局、彩加はルンバはちゃっかり 新居に持って来てたけどwww
それから例の「我慢さえしてくれれば~」の話になっていた。
そこで「お義母さん!今は昭和じゃなくて 平成ですよ!」だ。
「あなたは今まで我慢して我慢して。
病気になるまで 我慢して頑張って来たんですよね?
彩加にもそんな我慢を 強いるつもりですか!
お言葉ですが!!
私はそんなつもりで 娘を育てたんじゃありませんよ!!
幸せになって欲しくて 頑張って育ててきたんです!
我慢したいなら あなただけすればいい!」
そんな事を言ったら 向こうは絶句してたな。
それに我慢が足りないというが。
それまで彩加なりに努力はして来たんだ。
彩加が 交換日記など、してきた努力を涙ながらに訴えていた。
しかし、時間はない。
「彩加!いいから手を動かして!」
そして姑に嫌味を繰り出しながらも
「あ!お義母さん、すみません。それ取ってくれます?」
「はい?これ?どうぞ!」
「お手伝い ありがとうございます!」
「いやいや!出て行かないで!」
と言いつつ、私のペースに巻き込まれ、なぜか引っ越しを手伝う姑。
内心、大爆笑しながら 手を動かす私。
そのうち「心根が~」の話になってた。
彩加が「心根が腐ってるから出て行くんですよ」というやつだ。
私が 追い打ちをかけるように言った。
「大体ね。乳飲み子を抱えた無職の主婦に『出ていけ』だの『離婚』だの
脅すような奴のどこが『心根が優しい』んですか!
そんなもの『卑怯者』のする事ですよ!」
と、吐き捨てるように言ったことは覚えている。
更に追い打ちをかけた。
「こんな事、お義母様に言うのもなんですけど。
散々『別れろ!別れろ!』と言っていて、いざとなったら別れないなんて!
出て行くなという割に 鍵を変えて 家に入れないようにしたり!
随分 言ってる事とやってる事が違いませんか?
お宅って 商売をしてますよね?
そんな言ってる事とやってる事が違うのは、お宅の方針ですか?
よく商売出来ますね?
そんなの商売でしていたら、たちまち『信用』を失いますよ?
それとも だまし討ちみたいな真似が お宅のやり口ですか!」
私の痛烈な口撃に とうとう姑は泣き崩れた。
「私の教育が間違ってた!ごめんなさい・・・。」
「いやいや。今更 あなたに謝ってもらったって あの婿の心根は変わらんでしょ。
謝って欲しくて 言ってるんじゃないですよ。
むしろ鍵を変えた事が 何よりの離婚の『意思』。
世間から見たら、あなた達が 嫁を追い出したように見えるでしょうし。」
私は意地悪なので ニヤニヤしながら
「むしろ離婚の後押し、ありがとうございます。
引っ越しのお手伝いもしてもらって。
時間ピッタリに荷物を詰め込めました。
あ!よかったら この後 新居にも一緒に行きます?」
って、提案したら
「行きます!」
って言うから、私の車の助手席に乗せて 一緒にアパートに行ったんだよね!😂😂😂
新居でも なぜか積極的に 引っ越しのお手伝いをしてくれたなwww
悪い人じゃないんだよね。
むしろ 従順でお人よし。
だけど「自分の意志」がなく「こんなものだよね」と流されて生きてきた 典型なのだ。
だから私みたいなのに すぐに丸め込まれるんだよ!😂
新アパートで荷解きをし、姑も一緒に休憩のお茶もした😂😂😂
ふと我に返ったのか「私、ここで何してるんだろう」と言った。
「じゃあ、そろそろ送りますね。」
そう言って、私は旧宅へ姑を送ったのだ。
「なんであの人、私の引っ越しを手伝ってんだろう?」
彩加も疑問に思ったに違いない。
私としては、思いの丈をぶちまけ スッキリしたし、
ついでに引っ越しも手伝ってもらえて ラッキー!
「立ってるものは親でも使え」😂
彩加にとっては複雑な気持ちだっただろうが、私としては中々楽しい体験だった。
引っ越しの間、私はネチネチ口撃 出来たし😂😂😂
その後、新生活をスタートさせた彩加は進む!進む!
本来の「彩加らしさ」を取り戻したと思う。
それが何より 嬉しかった。
まさか、この後 こんな風に 一緒に仕事をするようになるなんて!
想像もしてませんでしたが。😂
人生とは必然で 不思議ですね!
長文を読んでいただき、ありがとうございました。