セラピストブログ

2026.06.01 私の中の「構ってちゃん」が、夫の「察してちゃん」を卒業するまで


夫からの「察してほしい」というサイン


​それを受け取る時間は、私にとって、幼少期の傷ついた「構ってちゃん」を癒やす大切な時間でした


​かつてブログに書いた、義母との「夫を取り合う綱引き」


​それも結局は「私を見て」という、心の底からの声だったのだと気づきました


​私は両親に「構って欲しかった」のです


​私の子供時代の記憶には、いつも両親の激しい喧嘩がありました


​父には愛人がいました

​警察が来るほどの罵声

怖くて、いつも兄と一緒に隠れて震えていました


​小学一年生のある日

学校から帰ると、家に母はいませんでした…家出です


​兄が帰ってくるまで、たった一人…

悲しくて、怖くて、家の中がひどく広く感じた


​父がなかなか帰ってこないので、小学五年生だった兄が、母の作り残していったカレーを温めてくれた


​料理なんてしたことがなかった兄

カレーは焦げてしまった

​二人で、涙を堪えながら食べた、あの苦くて焦げたカレーの味…

今でも忘れることができません


​父は、母がいない三日間、愛人のところへ行かず、イライラしながら私たちの世話をしました

​「クソバカが、クソバカが」

怒鳴り散らす父が怖かった


​ひたすら母の帰りを兄と待っていました

​家出の理由もわからず、底なしの不安の中にいた

「何で居なくなったの?捨てられたの?戻らないの?」


​寂しい、悲しい、辛い、怖い…



​小学三年生の頃、母がガス自殺を図りました


​未遂に終わりましたが、当時の私には何が起きているのか、全く理解できませんでした


​「お母さんが死のうとした」なんて、知る由もない

ただ、母が入院して家にいない

その事実だけが怖かった


「お母さんは、いつ帰ってくるの?」

「また居なくなったらどうしよう」


理由がわからないからこそ、その寂しさは底なしで、ただただ不安な毎日を過ごしていました


​寂しい、悲しい、辛い、怖い…



​何より辛かったのは、親族が集まって行われた、不仲な両親の今後についての話し合いでした


私達の目の前で、父も母もこう言いました


「離婚したら、この子たちは育てられない」


兄と二人、泣きながらその言葉を聞いていました

離婚したら、私たちは父の里に預けられるらしい……


「私たちは、要らない子んだ」

居場所がない…

 

寂しい、悲しい、辛い、怖い



​そのすべてが、幼い私の心に突き刺さりました


​そんな環境だから、自分の願いを言っても通らず、母に一刀両断に切り捨てられていた


​なのに母は、私を「我儘(わがまま)」だと責めました


​でも、今なら分かります

母こそが、自分の感情を最優先する、誰より我儘な人だった


​母が私にぶつけた「我儘だ」という怒りは、思い通りにならない父への八つ当たりを、反撃できない私に投げていただけだったのです


​私は、本当に我儘だったのでしょうか?


「こっちを見て」「お話を聞いて」


私が求めていたのは、ただそれだけだったのに……


​寂しい、悲しい、辛い、怖い


自分が我儘だから「要らない子」なのかと思っていました


​私はずっと、自分の中に、見ないようにしてきた黒い感情の塊を抱えてきました


「寂しい」「悲しい」「辛い」「怖い」


これが私の心の中の、黒い塊でした

​今回、イメージの中で不安に怯えている小さかった私を呼び出し、その四つの感情を、ただひたすらに感じてみました


​おざなりにしてきた私の感情を、大切に、大切に抱きしめる


​すると、不思議なことが起こりました

心の奥で固まっていた黒い塊が霧のように消えていき、じんわりと温かくなったのです


​「安心してね、小さなあなたには、大人の私がついているよ」


そう語りかけると、小さな私は「知ってるよ」と答えてくれました


​私には、私がいつもついている


これからは、自分で私を構ってあげる



​私は今、大好きで優しい夫と出会えました


​体調が優れない時、夫は私に「察してほしい光線」を出します


私はすぐに察し、彼をケアします


​それは、私が両親に一番してほしかったこと

​「こっちを見て」「お話を聞いて」というあの頃の切ない気持ちを、夫を大切にケアすることを通して、無意識に満たしていたのです


私は夫をケアすることで、私の中の「構ってちゃん」も同時に満足させてあげていた


​人の心は、過去の不足を満たすために、目の前の人間関係の中で無意識にその代償を求めることがあるとわかりました

​それを自覚できて、本当に良かったです

これからは、誰かに埋めてもらう「代償の人間関係」からは卒業です

自分で自分をたくさん構っていこうと思います





​自分でも気づかないうちに、過去の寂しさを今の人間関係で埋めようとしてしまう


​それは、あなたの心が「もう癒やされたいよ」と送っている、大切なサインかもしれません


​ヒプノセラピーは、大人のあなたが、かつての小さな自分を迎えに行き、優しく抱きしめてあげるための時間です


​あなたが、あなたの一番の味方になれるよう、心を込めてお手伝いします


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癒しの館 セラピスト結季音

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私の中の「構ってちゃん」が、夫の「察してちゃん」を卒業するまで