セラピストブログ

2026.04.22 空の巣症候群|子どもが巣立ったあとの寂しさとの向き合い方

子ども達が旅立ってから、1ヶ月が経ちました。少しずつ慣れつつありますが、居なくなった直後の私はというと

スーパーに行くたびに、無意識に子どもたちの好きなものに目を向けていたり、

洗濯機を回し終えて、いつもの感覚で持ったカゴの軽さに、「軽い……これだけか…」ともっと寂しくなったり。

ポッカリ空いた穴が、あまりにも大きいことに戸惑っていました。


皆さんの中にも

子どもが巣立ったあと、

「思っていた以上に寂しい」

「気持ちの整理がつかない」

そんなふうに感じて、戸惑っている方もいるかもしれません。


「子離れしなきゃいけないのに、できない」

「こんなに引きずるなんて、おかしいのかな」

そうやって、私も自分を責めてしまいそうになりました。


「空の巣症候群」で検索すると、

子どもが巣立ったあとに、多くの方が経験する自然な心の反応のひとつだそうです。

私の周りの友人も、同じ年頃の子どもを持つ母親として、

子離れの寂しさを感じている方が多いです。


けれど、

なぜここまで強く、苦しさを感じるのでしょうか。


単に「子どもが家からいなくなって寂しい」だけでは説明がつかないほど、

心が大きく揺れることがあります。


私自身が内観し、ヒプノセラピーで向き合っていくなかで感じたことを、

少し綴ってみようと思います。


これまで無意識のうちに積み重ねてきた感情や、

過去の体験が関係していることがあります。


私の場合は、

「母親として頑張らなければ」と力み続けてきたこと

自分の存在価値を子どもを通して感じてきたこと

子育てが、生きがいの大きな部分を占めていたこと

自分でも気づいていなかった深い想いや、つながりがあった

そういったものが、子どもの巣立ちというタイミングで、一気に浮かび上がってきました。


頭では「成長して喜ばしいこと」と理解していても、

心が追いつかないのは、そのためだったのだと思います。


そんな自分に、

「無理に前向きになろうとしなくてもいい」

「早く乗り越えようとしなくてもいい」

そう声をかけてあげました。


「つらい」「寂しい」と感じている自分を、

そのまま認めていきました。


そして、

その感情の奥にあるものにも、少しずつ目を向けていきました。


ヒプノセラピーでは、普段意識できない心の深いところにたどり着くことができます。

無意識の領域に触れていくと、

過去の体験や、心の奥に残っていた感情につながることがあります。


心の奥にあった想いに気づき、受け止めていくことで、

少しずつ、感じ方が変わっていきました。


今、子離れの痛みの中にいる方へ。


無理に整理しなくていい。

無理に手放さなくていい。

ただ、一人で抱えたままにしなくてもいいんです。


気持ちをただ吐き出すだけでも、心が軽くなります。



深く、丁寧に寄り添わせていただきます。


ヒプノセラピスト・由羽


https://www.buntamama-therapy.jp/therapist/detail/14




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