2025.11.10 生きることへの恐怖や孤独からの解放
子育てに奮闘している自分を思い返したら、深いインナーチャイルドの癒しになりました。
生きづらさを感じる方に届いてほしいと思い綴りました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ベビーカーを押す子連れの母子を見た時、「ほんの少し前だったのに…」と胸がギュッと締まり涙が出そうになった。
ベビーカーに一人、抱っこ紐に一人、もう一人は手を繋いで歩く。幼稚園の送り迎え、買い物、それが当たり前の日常だった。あの時は目の前のことで精一杯だったが、毎日楽しかったし、幸せを感じた。やり切れたと満足している。
それなのに、なぜ今、胸が痛くなり、涙が出てくるのか。
自分に問いかけてみる。
「苦しかった。辛かった。怖かった」という声が、心の奥から響く。
何が?
「この子たちの命を守れるのか?」という不安を常に抱えていた。
私は、自分の心を見る暇もなく、目の前のことをこなすしかなかった。
当時は夫に対しても不信感でいっぱいで孤独を感じていた。
「私がやるしかなかった。誰も頼ることなく、誰も信頼せず」
ただひたすらやってきた。
そして、「だってやるしかなかった」という声が聞こえた。
この言葉は、誰にも頼れなかった幼少期に通じている。幼い頃から自分を否定し、「生きている価値」を見出せなかった私だ。
だけど本能では、強く強く生きたい。生きる覚悟などせず、ただ当たり前に生きて、存在し、生まれてきたことを肯定されたかった。
「苦しかった。辛かった。怖かった。」これは、幼い頃の私が本能と現実の狭間で生から逃れられない矛盾や怖さ、怒りからくるものだったのだろう。
子どもたちの溢れる生命力を感じることも怖かった。
それは、抑えていた私の「生きたい」という本心を、無意識に否定することにつながるからだ。
私は、命の尊さに怯えながら、子育てを頑張っていたのである。
今、過去の私からその恐怖心や怒り、自己否定の気持ちを抜いてあげる。
幼い頃の私へ。
誰も頼らず、命を守り抜いてくれて、本当にありがとう。あなたは、生きているだけで、価値のある尊い存在だよ。たくさん頑張ったね。私はそんなあなたを誇らしく思うよ。
そっと幼い頃の自分を抱きしめると、生きることへの肩の荷が降りた気がした。そして、子育てに必死だった頃の私の不安が薄まり、子供たちの命の強さを感じ、喜びで満たされるような感覚になった。
小学生になった長男は毎晩寝る前に
「お母さん大好きだよ。ご飯美味しいよ。」
と、伝えてくれる。これがルーティーンであるようだ。
そして、この癒しの後から、なぜか
「お母さん大好きだよ。いつもご飯美味しいよ。」
「生んでくれてありがとう」
が追加されるようになった。
私が自分の命を心の底から肯定できたことで、子供達の命や湧き上がる生命力をありのまま受け止めることができたのだろう。
その証明として、子どもが自分の生を喜んでいることを伝えてくれたのかも知れない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このように、子育ての悩みは、過去の経験、特にインナーチャイルドの叫びと繋がっていることが多くあります。
子育て中の胸の痛みは、自分自身を癒すための大切なヒントです。
「癒しの館」では、あなたの「苦しかった、辛かった、怖かった」という心の奥の声を一緒に聴き、丁寧に過去のあなたを癒すお手伝いをします。
潜在意識が変われば、現実も変化することが多々あります。その深い癒しから、あなたは愛される存在だという証明を現実世界で受けとってみたくはありませんか?
どんなお話しもお聞かせくださいね。
ご予約はこちらから↓↓
https://www.buntamama-therapy.jp/therapist/detail/8
インスタグラム
すずらん/魂の奥底に響く愛と癒し
https://www.instagram.com/healing.suzuran/