セラピストブログ

2025.11.09 役割からの解放

機能不全家族で育ち「幸せになってやる!」と結婚し家庭を持つも子育ての悩みや不穏な夫婦関係、結婚後も続く実家との軋轢などで「神様は私にだけは幸せになって欲しくないんだ😭」と感じるほど苦しい時期を経験しました。

カウンセリングなどの努力と忍耐、「自分を幸せにする!」を支えに困難を乗り越えて、夫婦仲も改善し子育てもほぼ終わり、両親を看取り実家も処分し「責任を果たした」と言う大きな安堵感を得る事が出来ました。

少しづつですが自分に時間やお金をかける事も出来るようになり「良い感じ」を味わえるようになりました。


ところが責任を果たし「良い感じ」な生活を送っているにもかかわらず「うまくいってるはずなのに空虚な感じ」が自分の中にただよいます。

幸せになりたいと願いながら幸せへの不安があるの?不安の根元は何?と内観すると「役割がなくなる事」への不安があることに気がつきました。

機能不全家族の中で、「役割(良い子、世話役、サバイバーなど)を果たすこと」が私の存在価値であり、「ここにいていいという許可証」としてしっかり刷り込まれていたのです。役割が終わったことで「私はもういらないの?」という根源的な見捨てられ不安が浮上してきたようです。


インナーチャイルドに話しかけます。


家族のため、自分の居場所を守るため精一杯頑張ってきたね。

 あなたは悪くない。

子どもらしく泣いていい、怒っていい。

手に負えない感情はだだこねと言う形で発散してもいいんだよ。

という言葉がけに対し、インナーチャイルドは「わかってもらえて安心した」という反応を示しました。

一方で、「強い子だね」という言葉には、抵抗を示しました。「強い子」は彼女にとって褒め言葉ではなく「甘えを許さない強制」だったようです。「強くありたかったのではなく、ただ愛されて、弱いまま受け入れられたかった」という彼女の思いが明らかになりました。

インナーチャイルドの「私、いらないの?」という不安に対し、

あなたがいたから今の私があるよ!

私の人生に不可欠な、一番大切な存在だよ!

役割は終わったけれど、あなたは私から離れていかないよ!

と保証しました。

役割に対するこだわりも感じるので(こりゃ前世からだな😂)「私と一緒に、人生の全ての喜びを感じること」という新しい役割を与えました。


これからの私は「誰かのため、何かのため」ではなく、「自分のための喜びと自己充足」を新しい役割として生きていく。それは「義務や責任」ではなく軽やかで柔らかい楽しみ…✨


きっと何千回もやってきた「Doing(すること)」で価値を得る過去の習慣を、「Being(ただ存在すること)」で価値を得る新しい習慣への移行&書き換えるフェーズに入ったのだと思います。


そのためにも「役割と責任」をやって来た過去世、インナーチャイルドの色々な場面を一つずつ癒して行きたいと思います。


魂の癖ですから何度も癒す事になりそう😅。


同じパターンを見つけ、繰り返す理由を見つめ、絡まった糸をほぐすように癒しは進んで行きます。

1人ではなかなかしんどい作業ですがセラピストと一緒に笑いながら泣きながらあなたの糸をほぐしてみませんか?


ご予約をお待ちしています♪


役割からの解放