セラピストブログ

2025.10.17 傷ついた経験をお持ちの方へ

 傷ついた経験をお持ちの方へ

こんにちは

セラピスト🌿葉月です


このブログに目を留めてくださりありがとうございます。


今回のブログは

ヒプノセラピー初心者の方

「受けた事はあるけど、う〜ん💦」な、あなたに特に読んで頂きたいものです。


タイトルに「傷ついた」と書きましたが、

・私の傷は深いのだろうか?実はたいしたことないのではないか🤔

・いつまでもじくじく気にしてるのは自分が弱いからかなぁ〜🤔

そんなふうに感じている方にこそ届きますように。


まずはセラピストとしていつも感じている事を綴らせて頂きます。


ヒプノセラピーご予約の際にご記入頂く相談内容ですが

お悩みを少しでもうまく伝えたい!という相談者様の想いがストレートに伝わってきます。

心の内を文字にするって本当に難しいですよね。

拝読するたびにありがたいなぁと感じますし、その気持ちに応えたい思いが込み上げます。



さて、ヒプノセラピーでは、お悩みに関連するであろう過去の記憶を2人(相談者様と私)で辿ります。

時間旅行です🕰️


幼児期の思い出だったり前世だったり。

その時の私達は二人三脚、或いは私は伴走者としてそばに立つ….私の抱くセラピスト像はそんなイメージです。


ここからは僭越ながら提案をひとつ。

これまでの相談者様の中には親からのネグレストやパートナーからの心身のハラスメントを経験された方がいらっしゃいました。

中には幼児期から小学校低学年までの記憶が全く思い出せないという方も。

そういった場合は無理強いをせず、他の年齢の経験からもアプローチはできますので、ご安心ください。


そして過去の自分に対峙する場面について

ここで私から1つ提案があります。


それは

被害者ポジションに思いっきり振り切ってみよう!

なんなら他責思考も可!



セラピーの過程では、心に衝撃を受けたその場面に立ち帰り、そのシーンに照明を当てて2人で見つめることになります。

さあ、この時ばかりは思いっきりの被害者ポジションで自己都合に言葉を選んでOKだと私は思うのです。


自分は悪くないのにこんな目に遭わされた!と思う存分嘆いて欲しいのです。


私がなぜこんな提案をするかというと………あまりにも皆さん良い人が多い。(共感力が高い?)


自分の怒りの感情を吐き出した次の瞬間、加害者の事情も語りだす。そんな方が多いからです。

例えば


「でもあの時、お母さんは嫁姑問題で悩んでいた」とか

「彼は親の愛に飢えていた」とか


まるで加害者側を擁護しているようです。


おそらくこうやって相手を自分なりに分析し、情状酌量の余地を見つけることで相手を憎む気持ちを押し込めることができるでしょう。

自分の傷も大したことないやと思えたりもするのでしょうか?

でもその分析には幼い自分ではなく、大人の経験や理屈が入り込んでいるかのかも。

自責のクセまでも入り込みがち。


それでは傷ついたあなたの、あの瞬間の気持ちは置き去りです。


結果、怨みや自己卑下などが混在してうやむや。決まりがつかないままなのでいつまでもそこで足踏み。

ホントは未来へ向けて出発したいのに😭


ですので

一旦、その分析や理屈は置いといて、その現場の気持ちを受け止めてあげたいですね。

相手の事情なんか関係ない。思いっきり被害者ポジションに振り切ってみる。


なんとなく違和感あるかもしれませんが、第一難関、突破口はこれだと思うのです。 


難関超えた後、ヒプノセラピーの癒しがどのように進むのかは、人それぞれなので、ご自身で体感されるしかないエリアかと思います。




自分の感情を見て見ぬフリをしていると、感覚が鈍感してせっかくの喜怒哀楽がぽやーんとしてしまいます。

それではいったい何のために生まれて来たのか?

もったいない!です。


自分を大切にできると世界が変わります。


本当の意味で

被害者ポジションからの脱出です。


かく言う私も感情の蓋をガタガタ言わせて歩んで参りました。



セラピーを終了後、相談者様から

「気持ちが軽くなりました」このひとことが何よりの励みです。


現在(10月、11月その後は未定)当日のご予約も承っております。

ちょっと30分話したい〜なんてご利用も大歓迎です。

お待ちしております。



ここまでお読み頂きありがとうございました。


セラピスト🌿葉月

傷ついた経験をお持ちの方へ