セラピストブログ

2025.10.03 腰痛

いたたたた・・・

と、痛みだしてから数か月。

激痛ではないものの、徐々にその範囲が足にまで広がってきたので整形外科へ行ってきました。

いつもとても混んでいる整形外科では1時間~1時間半くらい待たされます。

これが嫌だからとりあえずの我慢をしてしまうのですが、ちゃんと病院へ行って診てもらうという行動をすることが自分を大切にする事でもあると思いました。

MRIを撮ってもらったところ、検査結果は腰椎間板ヘルニアでした。

痛みを感じる時は無理をせずに、重たいものを持たずに自然治癒するのを待つようです。

コルセットを締めると幾分楽に感じられます。


体に出る症状は、心の信号でもあります。

しばらく休め、という事なのか。

自分が背負い過ぎて支えきれなくなっているのか。


ストップがかかっていることは確かです。


私はゆるい生活を送っているように思います。

こんなにゆるいのにまだどこかで自分を縛っている物が残っているのかもしれません。

体はもっとゆるめてもいいよと言っています。



こんなゆるい生活をしているのに休んだら、なまけている気がする・・・

そんな言葉が浮かんできました。


休んではいけない、なまけてはいけない。



セルフヒプノでこの声の正体を探しに行きました。


こども時代をたどってみると、マラソン大会に辿りつきました。

私は体が小さく、足も遅くて長距離を走るのは苦手でした。

マラソン大会へ向けての練習では、しんどくてなまけているわけじゃないのにいつも後ろから2番目を走っていました。

何で走らなくちゃいけないのか、苦痛でしかありませんでした。

ある時、お腹が痛いというような嘘をついて走らなかった時もありました。

みんなは頑張っているのに私は嘘をついてまでなまけてしまった。

何とも言えない居心地の悪さ。もう次から嘘をつくのは辞めようと思いました。


休んではいけない、なまけてはいけない。


ここから来ていたようです。



小さいからだで、よく頑張っていたね。

嫌だったんだよね。苦しかったよね。

嘘をついたことで自分を責めたけどあれは精いっぱいのサインだったんだよね。

苦しくてしんどくて辛かった。走りたくなかった。なまけているように見られたくなかった。私には凄くよく分かるよ。


ちいさな自分に語り掛けました。


日本の教育のいい面と悪い面を知る事ができたね。嫌だって思っていたのはあなたが悪いわけじゃなくて、そういう教育制度の中にいたからで子どもの時は従わないといけなかったからね。よく頑張ってきたね。根性ついたよ。でも今はもうその枠から出ていて自由だよ。休んで大丈夫。


そうそう、マラソン大会なんて世界的に見れば珍しい部類らしい。


今は自由。やらされて走っていたマラソンからは抜け出して、

自分で走ると決めた道を進もう。

休みたい時は休んで大丈夫。それは怠けじゃなくて次の一歩のためにエネルギーを貯めているだけ。


ちいさな私は解放されて駆けだしました。


過去を癒すことで、現実が変わります。

過去と現在は繋がっていて、絡まっていた糸をほぐすことでぴんと張られます。


自分での癒しができたらいいのですが、詰まってしまう場合はセラピストを頼って下さいね。



さて、この癒しには続きがあって、自由には責任も付いてくるというところからの背負い癖についてまた次にお話しします。

腰痛