セラピストブログ

2025.10.03 さよならから教わったこと🌈🐱✨

我が家の愛猫「ちびこ🐱」が8月末、22歳で虹の橋🌈を渡りました。

それから早1ヶ月越え。

あっという間に日にちは過ぎていきますね。

ちびこが旅立つまでの数年間、若く見えても老猫なので特に内服や日常の世話は私しかできなかったため、泊まり旅行はもちろん、長時間の外出もままならない日々を過ごしていました。

しかし老いてもなお子猫のようなちびこが愛しくて、最後まで元気で楽に生活できるよう手を尽くし乗り越えてきました。

まぁなかなか大変でしたが😅💦

私の猫との付き合いは小学3年生の頃からで、当時家に居場所がないような寂しさを抱えた私にとって、裏表なく心を預けてくれる猫たちは大きな癒しの存在で、猫がいなければ今の私はいなかったと断言できます。

そしてそれ以降何匹もの猫たちと出会ってきましたが、ちびこに出会ったのは私がワンオペ育児や姑との関わりなどストレスがかなり強かった時期で、しばらく猫がいない時期を過ごし猫成分足りなかった私にとって、可愛く甘える眼差しや温かく柔らかい毛並みのちびこは全力で愛せる大きな癒しの存在になりました😍💓💓✨

だから、猫が大好きな上に長年一緒にいた家族の一員のちびこを亡くしたら胸にぽっかり穴が空いて寂しさに引き裂かれそうになるかもと思ってました。

でもしかし…いざ旅立った直後から、その後もちびこの思い出を振り返るたび何故か喪失感どころか、「私は頑張った!」「私は最後までやり抜いた!」と自分の気持ちだけ、それも自分を労る言葉しか浮かびません。

なぜだ❓❓❓💦

ちびこの最後の頃を思い出そうとすると頭が拒否するし、あまりにスッキリ感の方が先に出てしまうので『私って冷たい人間なのかな?』って、ちびこへの後ろめたさが湧いてくるほどでした😢

でもちびこが老いて痩せ始めた1〜2年前から時々考えてました。

ちびこが旅立ったらやりたい事、行きたい場所とか何しようかなぁって。

『いやいや、今はそんなこと考えちゃダメだ!』と自分を戒め、ちびこの最後に向けて頑張ろうと思い細やかに接してきました。

が、無理して自分を抑え込んだ反動でスッキリしたのかと、またモヤモヤしてしまいました。

その後もゆっくり自分を振り返りながら何度も考えてました。

昭和の昔は割と大雑把な飼い方をする時代で、今まで家で飼ったほとんどの猫は私が実家を離れていた時に死んだり、行方不明になってしまったりで私は最後を看取れませんでした。

なのでちびこは絶対最後まで看取ろうと覚悟を決めて家に迎えた猫で、年老いた最後まで気を緩めないよう頑張って相手をしてきました。

以前のブログ(「ペットとの縁🌈✨https://www.buntamama-therapy.jp/blog/detail/210でちびことの前世からの関係を書きましたが、前世からの約束を果たしたいのもありました。

それも含めて考えると、ちびこの最後の頃を思い出すとストレス感じたのは別れの辛さだったのは間違いない。

「私は頑張った!」「私は最後までやり抜いた!」と解放された気持ちになったのも仕方がない。

私もちゃんと心を痛めていたこと、同時に私が約束を果たし切ったということなので後ろめたく思わなくて良い、そんな事実をようやく腑に落とすことができたのでした。

旅立ったばかりのちびこが、年老いて上がれなくなったソファの上でくつろいでたり、好きなところをトコトコ歩いている姿が瞬間頭に映ることがありましたが、ちびこはちびこで自由になって楽になったことを教えてくれてたようで、互いの約束を果たした今、私も心から楽になって良いんだと今の状況を前向きに受け止められるようになりました。

まぁ1ヶ月かかったのですが💦

死はどんな生き物にもやってくることで悪ではない。

でもたぶん私は、別れを悲しまなきゃ、あの子を忘れないよういつも思い出してあげなきゃいけないって、そんな一般的な考えに縛られていたんだなって思います。

思い込みがあると当たり前のことにも気付けなくなっちゃって、それじゃあ混乱して自分の素直な感情がわからなくなるものだって気付きました😅

全力で愛した気持ちも見送った後の解放感も、ちびこと一緒に乗り越えたことに相反するような感情など、それが全部私の中にあっても良いんだなぁって。

それを素直に認め受け入れるとすごく安心できて、やっと本当のお別れができる気持ちになったと思います😊✨


ありがとう、ちびこ🐱💓

ちびこは愛や思い出や辛い事含めて、たくさんのことを教えてくれたんだね。

今はさようならだけど、またいつか会えるといいね💓✨✨




🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀🍀


大切なペットを亡くした方に辛いお気持ちになっている方だけでなく、私のように妙な解放感を感じて混乱したり、ご自分を責めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

どのような方も大事な存在との別れにはたくさんの感情が湧いてくるものですが、寂しさや混乱でも、お気持ちの整理をしたい時はどうぞお声をおかけください。

ご一緒に在りし日を偲んだり、心残りがある方も潜在意識を通して可愛いペットと会うこともできますよ☺️💓

お話しできる日を楽しみに待っています✨





さよならから教わったこと🌈🐱✨