セラピストブログ

2025.08.20 「幸せになってはいけない」…潜在意識に刷り込まれた内なる批判者の正体

私は以前からやりたかった事を始めたり、やっている事がうまく行ってるとき、それを幸せに感じている時などにモヤモヤ湧いてイヤ〜〜な気持ちになる事があり、セラピストになってからしばらく経つと待ってましたとばかりにその感情が湧いてきました。

それは、「お前は(私は)的外れな言動をとっている。」「調子に乗っている。」「空気が読めない。」「醜い自己顕示欲持ち」「しょせん仲間はずれの存在」、、、そんな自分を責める言葉が湧いて自分が嫌でたまらなくなり、頑張っている事があってもモチベーションがみるみる萎んで全てを投げ出したくなっていくのです😭

先月そんな自分を責める感情をママさんの個人面談の時にセッションで癒してもらいました🙏✨✨

インナーチャイルドの私は5〜7歳の頃(話している内容を考えるともっと上の年代かもしれないけど、イメージの私は幼い感じだった。)で、母と一つ年上の兄がダイニングテーブルで向かい合って楽しく話している姿を側で立って見ている場面が出てきました。

兄は頭が良く、母の愚痴やTVのワイドショーの話題、被害者意識にまみれて世間を批判する話題に上手に付き合えたからですが、そんな面倒臭い話についていけない単純な私は会話に入りたくても入れず、立ったまま寂しく横で見てるだけでした。

気を取り直して元気にひとり遊びをした途端に二人から「うるさい!」「落ち着きがない。」「場の空気が読めない。」など呆れ顔で言われるのです。

私は皆の気を引けて嬉しかった反面、ちょっと気まずくて母達の言葉に気づかないフリしていた記憶が思い出されました。

その時に「寂しさ」「責められる辛さ」が母達の言葉で心に刺さっていたのをママさんの誘導で抜いてもらい、心を萎えさせたインナーチャイルドの傷を癒してもらいました。

これはたぶん一人では無理な癒しで、その後は私を責めていた言葉を冷静に見つめる事が出来るようになっていました。


セッション後、改めて一人で振り返ってみると、当時話に入れない私は自分を「除け者で役立たず」「母の愚痴に寄り添えない上に会話を邪魔する思いやりがない私」と自己肯定感がぐんと下がり、母への罪悪感も強く持っていました。

罪悪感を通して見た母から「私に寄り添えないお前は私より楽しそうにしてはいけない、幸せになってはいけない。」という暗いメッセージを受け取り、それが潜在意識に深く入って私の気持ちだと思い込んでしまってたことも分かりました。

母への罪悪感を持ちながらもネガティブさが嫌で母と距離を置くようになりましたが、母のようなネガティブ感情に傷つけられたり気を遣う苦痛を受けないよう他人の感情も警戒した結果が人への不信感に繋がっていたと言うことも腑に落ちました。

父への不満を垂れ流す母など構ってられないのに、母を面倒臭いと思いつつも捨てきれなかったり、楽しいことや好きなことを集中してやっていこうと行動すると、不幸な顔をした母やネガティブな知り合いのイメージが『私を置いていくのか?勝手に幸せになるつもりか?』と追いかけてきて、「私(お前)だけ幸せになっていいのか?」「私(お前)だけ先に幸せになろうとしてはいけない。」「周りが幸せにならなければ私(お前)は幸せになれない。」と自分の感情か相手の感情かわからない言葉で責められてる気がして、自分の楽しみや幸せを後回しにするようになったのも「自分だけ幸せになってはいけない」と潜在意識にインプットされていたから、と言うことでした💦

つまり長年私を縛り心を萎えさせてきた「内なる批判者」の正体は、母の言葉と感情であり、それと合意した母を支えられない私の罪悪感だったと言えるでしょう😅

これに気がつく前は「明るく幸せな未来」を意識したとたん潜在意識の奥に潜んだ「一人抜けて幸せになってはいけない」が発動し、望んだ明るい未来もどこか遠い存在のように感じる私がいました。

そしてその理由を内観してみたら「お前は(私は)的外れな言動をとっている。」「調子に乗っている。」「空気が読めない。」「醜い自己顕示欲持ち」「しょせん仲間はずれの存在」だからと過去の私を責め現在の私の心も萎えさせる言葉が湧き、罪悪感が解消しないため「幸せになってはいけない」には掠りもしないのです😅

でもこの心が萎える潜在意識のカラクリに気付き自分を癒してからは気持ちがずっと楽になりましたよ👍✨


ただ振り返ってみると、この「幸せになってはいけない」の感情はセラピストのなる時に何度も癒した前世の母へのカルマの解消のために必要だったみたいです。

それで今世は母を捨てきれず最後まで看取りをやり抜いたことでカルマの解消を終える事ができたのですから、ある面大事な言葉だったんですよね。

そして、最近この心を萎えさせる言葉が浮かんできたのは、ようやくカルマ解消のための「幸せになってはいけない」の縛りを解除する時期がやってきたってことなんだなぁと、また腑に落ちました😊

そして、ママさんのセッションを受けた後に追い内観を進め、今まで他の人の感情に引っ張られ周りの幸せを優先することはもう終わって良いよねと噛み締めていた頃でしょうか、内観サロンのライブだったかな、そこで聞いた内容に私のこれからを示す言葉がありました。


「自分の幸せにフォーカスすればまわりも引っ張られて幸せになる。」


あ〜これだ❗️と思いました😆✨

これもちょうど良いタイミングで聴きました👍✨✨

私自身が幸せになることで周りも幸せになるなら、もうどんどん「一人抜けて幸せになってもいい」ってことなんだろうなーって😂

一人抜けて幸せに向かうことは誰かを見捨てることじゃない。

もしも暗い世界に残る人がいてもその人はまだそこにいたいだけ、けど一人じゃ寂しいから周りが幸せになることを許せないだけで、自分までそれに付き合って暗くなる必要はないってことですよね😙💓

むしろ「自分に引っ張られて幸せになれ!」って思って良いって事ですよ😂

年配になった私でもインナーチャイルドの私が安心できると今の私も安心し、もっと自分が楽しく幸せになればまわりも勝手に幸せになる未来へ向かうと感じられ、「幸せになってはいけない」から「勝手に幸せになっていこう❗️」への潜在意識の書き換えは幸せへの大きな一歩になりました。

これは自分にとって奇跡みたいだなぁと嬉しく思ってます😆💓✨✨


長文を読んでいただきありがとうございました🌸✨


〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜

「幸せになってはいけない」と感じている人は案外多いんじゃないかと思います。

その原因はそれぞれあるでしょうが、ブロックがかかり一人ではなかなか解消するのが難しいことも多々ありますので、その時はどうぞお声をかけてください🤗💓

「幸せになってはいけない」と言う呪いの言葉も癒しを通して見てみれば、それぞれに刺さったきっかけが明らかになり、自分がもっと幸せになって良いと実感できてくると思います✨

お話しできる日をお待ちしています🍀✨




「幸せになってはいけない」…潜在意識に刷り込まれた内なる批判者の正体