セラピストブログ

2025.06.18 信念という名の思い込み 1

前回のブログ「ちびつぐみの願い」と繋がって新たな気づきがありました。

ほぼ自分語りで長くなりそうですがお付き合い頂けたら幸いです。

幼少期の私は自分の居場所である「家族」を保つために日々情報収集に余念がありませんでした。

両親の様子や流れている空気を読み取るのは当たり前。

母の井戸端会議に聞き耳を立て、疑問に思うことがあると話に割り込み「大人の話に口を突っ込むな」と叱られることもしばしばでした。

(なら、子どもの前で話すなや!)

つぐみはどう思う?と聞かれれば本人が気に入る返答をしていました。

母親からは「生意気、わがまま、こどものくせに!」と良く言われていましたが(なるべくしてなったんじゃ!)と思っておりました。

昭和時代は当たり前であったかもしれませんが、両親を始め大人たちは

子どもは親の所有物で我が子には何をしても許される。

子どもは何もわからない。子どもとは無垢である。

とでも思っていたのか、子どものいる前でも平気で他者に対する不平不満や低俗な悪口や噂話さえも垂れ流しでした。

他人に言ってほしくない私のセンシティブな事も私の前で笑いながら話す母親に自尊心を傷つけられたことも何度もありました。

言葉だけでなく身体的暴力も加わるのですからわかりやすく悲惨でした。

こんな風にして私の中に「大人が思うほど子どもは無垢じゃない。全てを感じて理解している。子どもを馬鹿にするな。」と言う大人に対する怒りと軽蔑が膨らんでいったのです。

その感覚は自分が大人になっても自身に深く刻まれていました。そのおかげで社会生活はまあまあ辛かった(笑)

自分の生きづらさが幼少期から繋がっているとは当時の私は気がついておらず、ただただ重苦しい何かを抱えて、

何事もないかのように過ごしていました。その頃「アダルトチルドレン」という概念を知り驚愕し、安堵したのを覚えています。

それを知ったことは救いでもありましたがその後のケアをどうして行けば良いのかを掴むことはできませんでした。

結婚して子どもを授かると大切な我が子を私のような重苦しい人間にしてはならぬ!と

その手の書籍を読み漁り子育てサロンに通いました。子育てを通して自分の暗部をなんとかしたかったのだ思います。

我が子を健やかに育てることは私の願いであり、インナーチャイルドの癒やしでもあり、何もない私の自己実現の手段となりました。

子どもの幸せは私次第。子どもの問題行動は私のせい。子どもにとって本当の意味で「良いお母さん」になりたい。

ならなくてはならない。 失敗は許されない。 

そんな風に捉えていました。

お笑いスピリチュアルサロンに入り子どもは子どもの魂の目的があり、母親が一方的に背負い込むものではない。と知りました。

まあまあ驚愕しました(笑)

気持ちが楽になったのも事実ですが私の信念はそう簡単に崩れなかったwww

「家族の安寧は私次第」と言う強烈は刷り込みは顕在意識とは関係なく私の中に浸潤していることに後々思い知ることに

なります。

私の強固な思い込みにどでかいハンマーを打ちつけたのは三男でした。 クソ三男よ良くぞ生まれてきてくれた。


2につづく


熟女と言われる歳まで生きてくると悩みは単純でなく紐解きも容易ではありませんね。

それでも紐は解くことは可能です。本当はシンプルなのに歳を重ねた分、その場その場でうまくごまかしてきた分

紐解きがややこしくなっていたりします。

やっかいで難解だけれど自分に向き合うという作業をするとしないとでは未来はまったく違ってきます。

10年後20年後の穏やかなあなたを引き寄せましょう✨️あなたにはその価値があるんですもの✨️

そのお手伝いをさせて頂けたら嬉しいです。

月・木・金・日 13:00~16:00  20:00~22:00をベースに予約を受け付けています。

都合で受付時間が変則的な場合もあります。

詳しくは予約カレンダーをご確認下さいませ(^^)

ご予約をお待ちしています!













信念という名の思い込み 1