セラピストブログ

2025.04.09 スクールカーストってなんだそれ、美味しいの?

先日、次女の高校時代のママ友と、「お互いお疲れ~!」ランチをしてきた😊

(次女とは一緒のクラスになったことはない男子の母)


「高校って、スクールカーストあったよね〜!」って話になって。

えっ💦やんちゃな子がいたってのは聞いたことあったけど、ほんとにあったんかい?って

思いながら話を聞いてたら、


「いや、うちの子のクラス、結構ヤバかったんだよ?」って。

えぇ…ガチだったの?!


スクールカーストって、ほんとに制度でも何でもないのに、なぜか自然発生的にできてて、

本人たちは意識してないかもしれないけど

確実に力関係があって、「上」になろうとする人たちの中には、平気でだれかを

踏み台にしようとする子もいる。


その晩、気になって次女に聞いてみたの。

「ねぇ、スクールカーストって高校生の時、本当にあったの?」

そしたら、あっさり一言。

「うん、あったよ?」

即答かい!

聞けば、まず“陽キャ”と“陰キャ”でクラスが二極化。

うちの次女はどちらかと言えば陰キャサイド。

(って言ってたけど、母から見たらなんにしても十分魅力的だよ?)


陽キャ男子の中でも、いわゆる“上位種”が結構やんちゃで、

おとなしい子や陰キャっぽい子に対して平気で悪口言ってたらしい。

で、そいつらに群がる陽キャ女子たちも一緒になって、

「ねーそれなー!」とか言って、いじめに参加してたんだと。


次女のクラスはそこまでじゃなかったらしいけど、

1年生のときのクラスは、いじめが結構エグくて、


「あれはヤバかった…」って、ちょっと遠い目で語ってた。


で、私は聞いてみた。


「もし、仲良い友達がいじめられてたら、助けてあげられると思う?」


少し考えて、次女がぽつり。


「一緒になっていじめることは絶対しないけど、助ける勇気はなかったかもしれない」


うん、正直でよろしい。

そういう葛藤、たぶん誰だってあったよね。

思春期って、自分を守るのに必死だったりするから。


で、私も考えた。

「じゃあ、自分が高校生だったらどうしたかな…」って。


…正直、わからん!


大人になった今の私は絶対見て見ぬふりはできないだろうし、

むしろ正義感で突っ込んでって、相手に一言二言かましちゃうだろうけど、

当時の私はどうだったかな。

強そうで、案外ビビリだったからな…。


大人から見たら「助けてあげればいいのに」って思うけど、当時のその年齢の中では

ものすごくハードルが高いことだったりする。

昔で言えば、 “ネアカ”と“ネクラ” みたいな感じだったよね。

言葉は変わっても、こういう構図っていつの時代もあるんだろうな。

でも今はSNSもあるし、いじめの陰湿さがまた違うのかもしれない。

先生たちも、下手に怒れないご時世だしね。

「親に心配かけたくないから黙ってた」って子も、きっと多いよね。


スクールカーストって、ほんとに誰得なの。


なんで10代の世界にこんな意味不明な階級制度があるのか。

(10代に限らずだね、何なら大人になってからも!)


でももし、うちの子がそんな目にあってたら?


…それだけはハッキリ言える。


全力でぶちのめす。徹底的に。全方位的に。

『母、ここに参上‼』なんだけどね😅😂💦


とはいえ、ヒプノに出会ってから、ちょっと考え方も変わってきたんだよね。


いじめてる子だって、もしかしたら家庭環境に問題が合ったり、心が満たされていなかったり、

見えない葛藤を抱えていたのかもしれない。

誰かを攻撃しないと自分を保てないほど、苦しかったのかもしれない。


「あぁ、そういう背景があるのかもなぁ」と、

少しだけ心が理解に向くようになった。


でもね、だからといって「いじめていい理由」にはならない。

どんな事情があっても、誰かを傷つけることはダメだ。

そのうえで、いじめられた子の心にも、いじめた子の心にも、

どちらにもちゃんと向き合える場所があるといいなって思ってる。


ヒプノセラピーでは、過去のことも今の気持ちも、

誰にもジャッジされずに、ふわっと出してもらえる場所です。


「あの時の自分、どうして何も言えなかったんだろう」


「なんで私はあんなこと言われなきゃいけなかったの?」


そんなモヤモヤ、話してみたら案外スッキリするかもしれません。


あなたの「過去」にも、そして「今」と「これから」に、寄り添えたら嬉しいです。



同じような経験や思いを抱えている方、また気軽にお話したいという方でも、

いつでもお待ちしてます。


スクールカーストってなんだそれ、美味しいの?