セラピストブログ

2025.03.21 次女の卒業式に向けて その4

もうこれで本当に最後となります😂

長いです。すみません🤣

前回親子セミナーに参加したところまで書きました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

そこからの次女はどんどん変わっていった。

「これからは我慢しないで、自分の好きな事、やりたいと思ったことに失敗してもいいからチャレンジしてみる!」

と言いダンスもバイトも勉強?も生き生きと取り組むようになった。

「大学のダンスサークルで出会った仲間たちとは、ずっと昔からの知り合いだったような気がする。出会うべくしてここに来た」

とも思ったそうだ。


「あの時、高校受験で合格してたらどんな自分になってたと思う?」

と、娘に聞いたことがあるのだが、


「もし受かってたら、未だにプライドばっかり高くて我儘で嫌な奴になってたかも~。ダンスはやってたかもしれないけど、このサークルのみんなとは出会えなかったと思う。だから、私にとってはあの時受験に失敗したのが良かったんだと思う」と言っていた。


大学2年の終わりには、ダンスの練習にも欠かさず通い、人の倍以上努力してきたことが、コーチや先輩、同期からも認めてられたのかどうかはわからないが、サークルの幹事長に選ばれた。

「私は人をまとめたり引っ張っていくのが苦手なのに、自分に幹事長なんて務まるか不安。大丈夫かな、どうしよう

と悩んでいたが、一晩考えて結局引き受けることなったようだ。


そこからまた新たな葛藤にも直面していたようだが、一つずつ乗り越えていった。

1人で抱え込んで、仕事を背負いすぎる所があり、キャパオーバーな時もあった。

「もっと周りに甘えて頼るっていうのもあなたの課題なんじゃないの。

同期のみんなは信頼できる子たちでしょ。みんなだって頼られたら嬉しいと思うよ。

仲間だけじゃなく、先輩や後輩にも頼って助けてもらったらいいと思う」

そんな話もしたと思う。


もともと目立たなくて大人しいタイプなのだが、サークル引退まで同期の仲間たちや先輩、後輩、コーチの先生に支えられ、最後まで幹事長もやり切った。

これがまた自信にも繋がったようだ。



もうすぐ卒業を迎える今、次女が私と夫に話してくれた。

「あの時は(高校受験)本当に辛くて絶望した。なんで私ばっかり上手くいかないんだって思っていた。

何をやっても楽しくなくて、生きるのが辛いなって思ってた。

でもこうして7年が経って、今までの事振り返ってみたら、全部必要な事だったし、上手くいってた。

親子セミナーで今まで自分がどれだけ甘えていたかもわかったし、あの時行って良かった。

大学でもサークルに入って、みんなと出会えて本当に良かった。

お父さんもお母さんもありがとう」


一見上手くいかなかったように見えて、大きな視点で物事を捉えると実は大成功だったということもある。

それでも辛い出来事からなかなか抜け出せない時や、ネガティブな思い癖や自分への無価値観などから自己否定で苦しんだりすることは誰だって生きている限り人間なんだからある。

次女はまだ若いし、経験値だって低い。

まだまだ自己肯定感は低いし、自己否定な所はある。

それでも、本人がその気になれば、ヒプノセラピーで潜在意識を癒やし書き換えることで抜け出すことだって出来る。


被害者意識だって、「あ~、自分にはこんな被害者意識があるのね~」って、まずは気付くだけでも抜け出せると思う。

それでも抜け出せない、繰り返してしまうとか、あまりにも強い場合は、自分の潜在意識に刷り込まれた子ども時代(更には前世からのものだったりもする)を癒やして塗り変えていくことで、スッキリと抜け出すことが出来る。

次女は子供の頃から親の顔色を伺いすぎるところがあり、被害者意識も強くなり、人と比べて自信をなくしたり、自分を責めすぎたりもしていた。

また、私自身、喧嘩ばかりしていた両親を反面教師にしようと誓ったにも限らず、結局娘たちの前で夫婦喧嘩を繰り返していた。

(まぁ、うちの両親みたいに、お皿投げたり包丁を持ち出したりってことはなかったけど😅)

幼い子どもにとって、親の激しい喧嘩を見せられるのは、心理的虐待にあたるそうだ。

結局、私も親のコピーをしていたのだが、こうして気付いて抜けることが出来たし、傷付いた子ども時代の私もヒプノで癒やしていったので今は本当に生きやすくなったと感じている。


また、潜在意識が近い親子だからこそ、私は私、親は親と、しっかり境界線を引くことも大事なんだと思う。

それは対人関係でも同じで、境界線をしっかり引くことで、相手を冷静に客観視することができる。


共依存で苦しんでいる親子関係では特に、親と子どもがお互いに依存してしまい、境界線が存在しない状況だと思う。

そうすると、子どもの成長や自立を妨げたりもする。

子ども自身も親がいないと何も出来ないと思うようになり、自分の価値を見出せなくなりどんどん苦しくなっていく。

親も子どもに依存したり、支配しようとしたりする。

それは、親自身も子ども時代の満たされなかった思いから来ているのだと思う。


次女がお腹にいたとき、見舞いに来た母と叔母から「もう堕ろせ!」と何度も言われ続け、お腹の子がこれを聞いていたんじゃないか、何て可哀想な子なんだ、私も悪阻が辛すぎて一瞬でもそうしようかと考えてしまったことへの罪悪感。

また、次女が2歳の時、ある障害がわかったのだが、これも自分のせいかもしれないという思い込みからの罪悪感。

妊娠中の栄養素は点滴だけだったし、逆流性食道炎の治療で使った強い薬の影響が出たんじゃないかと思っていた。

次女は「繊細で怖がりな子」という思い込み、決めつけ。

親の喧嘩を何度も見せてしまい怖い思いをさせてしまったという罪悪感。

これも幼い自分と次女とを重ねてしまっていた。

私は次女に気を使いすぎて、甘やかしていたんだと思う。

こうして気付かないままだったら、もしかすると私と次女も共依存の関係になり、抜け出せなかったかもしれない。


自分は、子どもに障害があるとかないとか、学歴や職業とか一切関係なく、その子自身の本質を真っ直ぐ見ているか。

歪んだ動機から子どもを褒めたり叱ったりしていないか。

(本当に愛からなのか、ただの押し付けなのか、自分が褒められたいから子どもにはこうなって欲しいという親の欲から子供を支配しようとしていないか、世間の目を気にして子育てしていないかなど、子どもは親の動機をすぐ見抜く)

私は自分の罪悪感から子どもの下に入ろうとしていたのかもしれない。

時には本気で叱ったり、突き放すことも厳しい愛なんだってやっとわかった気がする。

そして、それを教えて下さった文太ママさんと彩加さんには心から感謝している。

今までの子育てを振り返ってみても、私自身、ここに気付きたくて起こしていたのだと思う。

また、次女の件がなければヒプノセラピーにも出会ってなかったかもしれない。

次女も今の次女にはなっていなかったと思う。



私たち夫婦が不完全だったからこそ、次女は苦しんだし、色んな葛藤も味わってきた。

今もそれは続いているかもしれない。

それでも、一つ一つ乗り越えてクリアになっていったからこそ、7年前の次女とは全く違う。

精神的にとても強くなった。

これからだって、次女なら大丈夫と信頼できる‼

やっぱり私たち夫婦の子育てはダメな部分も含めて上手くいったし、完璧だったんだわ😆✨


先日、次女が「ヒプノで今すぐ私を癒やして欲しい‼」と切羽詰まったように言ってきた。

次女から突然湧き上がってきた恐怖、このことについてまたいつか書けたらいいなと思っている。


親子関係でお悩みの方もたくさんいらっしゃると思いますが、少しでも私と娘のケースが参考になれば幸いです。


長々とお読み下さりありがとうございました🙏








次女の卒業式に向けて その4