2025.03.18 歩けなくなった父と介護する母
桜耶です。
久しぶりのブログ投稿になります!読んでいただけると嬉しいです。
2ヶ月前に父について投稿しました。
その中で、私は「介護はしないと決めている」と書きましたが、何と父が突然足腰立たなくなってしまいました。
それは3週間ほど前のこと、母から父が歩けなくなったと連絡がありました。
腰が痛いとずっと言っていたので、そのせいかな、一時的なものかな、と当初は考えましたが、どうやらもう歩くのは無理かも、と考えを改めました。
既に要支援2を頂いていたので担当のケアマネさんに取り敢えず連絡し、事情を話して様子を見に来てもらいました。
それからあれよあれよという間にケアマネさんの交代、ヘルパーさんの手配、訪問入浴の開始、と色々なことがありました。
父は、まだ歩けなくなった自分を受け入れることができないのか「トイレに這って行っている」つもりになっています。
妻はまだしも、ヘルパーさんという赤の他人にシモの世話をしてもらうのはどんな気分なのでしょう?
情けなく恥ずかしい気持ちがあるでしょうか。
それが嫌ならもう少し歩いたり運動したりを心がけて欲しかった。
何もしないのが好きだった父、いつも寝転がってテレビを漫然と眺めていた父、身の回りのことは全部母に任せきりだった父。
もちろん母にとっては負担が今までより大幅に増えたことに違いありませんが、そんな父が歩けなくなったところで本人的にはあまり生活的には変わらない気もするのです。
今は寝ながらYouTubeで昭和歌謡を聴くのがお気に入りです。
そんな父を見ていると、今の状態が満更でもなさそうな気がしてきます。
これって父が望む究極のカタチではなかろうか?
構ってちゃんな父は、誰かに物理的に構ってもらわないと生きていけない存在になったのです。
(赤ちゃん回帰かな、それならそれで体も赤ちゃんみたいに小さくなってくれたらいいのに)
母は母で慣れない介護に疲れてはいるものの、思ったより淡々としていてどこか納得しているような、覚悟して受け入れているような風にも見受けられます。
もしかしてこれがこの夫婦の魂の約束だったのかな、と思ったりしています。
私は娘として、できることをやっていきます。