セラピストブログ

2025.03.17 次女の卒業式に向けて その1

来週は次女の大学卒業式だ。

高校を卒業した時点で、ほぼ子育ては終了していたのだが、

これでやっと経済的にも親として終了となる。

4月からは社会人。

これからも好きなダンスを続けながら、仕事も遊びも出来れば恋もしてこれからの人生もっともっと楽しんでほしいと思っている。


私の子育てを振り返ってみても、とても良い母親だったとは言えないと思う。

でも、私が不完全な親だったからこそ、今の娘たちになっているのだ。

完璧な親なんてどこにもいない。

(とはいえ、DVや虐待をするような親は言語道断だけども)

私の子育てはこれで良かったんだって今なら胸を張って言える。

子育てをしたからこそ、私も一緒に成長できたと思っている。

今は、娘たちにも、そして一緒に頑張ってきた夫にも心から感謝している。


長女の時は、知らない土地に引っ越したばかりで近くには友達もいなくて、孤独とワンオペ育児のストレスで

何度か発狂した🤣

子どもが特に好きなわけでもなく、家事も大嫌い。

私には向いてないって何度思ったことか・・・。

それでも、やっぱり娘のことは可愛くて。


長女が1歳の時に、隣の市のマンションに引越したことで、そこで同じ年代の子育て中のママさんたちと知り合い、

子育ての事も相談しあったりするうちに、私のストレスも段々減っていった。


ただ、この長女、私の母や姑からも爆弾娘と呼ばれたほどの癇癪持ちで、私はしょっちゅう「いい加減にしろーっ😡」と怒ってばかりいた。

気が強く、叱ると逆にムキになって怒りながら言い返してくる。

道端でひっくり返って泣き叫ぶのは当たり前、電車に乗れば大人しくしていたのに急に怒りだしたり。

(まるで幼い頃の私か?・・・😅癇癪に効くからって、無理やり何回も親や祖母からやいと・灸されたのを思い出したぞ!)


ママ友の一人に、「叱らない育児、褒める育児というのを私はやってるのよ~。あなたもどう?」とアドバイスされ、

なるべく叱らないよう、わかりやすく説明しながら言い聞かせたりもしてみた。

だが、我が娘には効かなかった・・・。


叱らないのは私にも到底無理だった‼

早々に叱らない育児は諦めた💦

(その叱らない育児を実践していたママ友は実はちょっとした曲者だったのだが、この話はまたいつかしたい😅)


旦那は仕事も忙しく帰りも遅い。

育児のことは全部あなたに任せたと言われ、私なりにも頑張ってやってきた。

でも、ある日プツンと何かが私の中で切れ、

「今の私にはこの子を育てていく自信がない。このまま一緒に居たら娘の事嫌いになりそう。少しの間だけでいい、娘から離れたい!」

と泣きながら旦那に訴えた。


彼も真剣に聞いてくれた。


でも、それからすぐに2人目の妊娠がわかり、ひどい妊娠悪阻でお水ですら飲んだら吐くようになってしまい、

1月の半ばにとうとう脱水症状で入院となった。


私の入院中は、夫も仕事があったため、長女をしばらく私の実家に預けることになった。(東京から広島へ)

私はというと、入院中何も食べれなくなり、吐くのは血と胆汁、逆流性食道炎にもなって、ずっと点滴状態。

娘には会いたくても会えない日々。

娘から離れたいって言ったことを後悔もした。


4月には幼稚園に入る予定になっていたため、旦那の母が長女を連れて東京まで来てくれた。

私が退院するまでは娘の面倒を見ると言ってくれたのだ。

この時ほど姑に感謝したことはない。本当に有難かった。


入園式の当日・・・私はまだまだ入院中😂💦

夫と姑が出席してくれた。


結局私は8月半ばに出産するまで、何も食べず飲めずでずっと入院生活だった🤣

でもこのお陰で、夫は家事や育児にも以前よりずっと協力的になり、私はというとあんなに嫌でたまらなかった

長女のことが愛おしくてたまらなくなり、もう一度きちんと娘と向き合おうと思えるまでになった。

(こんな吐いてばかりの毎日はもう二度とごめんだけど😭)


あんなに吐いてばかりだったのに、出産と同時に嘔吐がピタリと止まったのは不思議というか面白かった。

妊娠してから12キロも痩せてしまい、冷蔵庫の扉すら開ける力がなかったのだ。

今考えたら全身写真を撮っておけばよかった🤣

過去最高にスレンダーな私だ!


出産後初めての食事は、涙が出るほどおいしかった😭

空気を吸っていてもおいしかった。

お陰で1日1㎏のペースか?ってくらいに体重は増えていった・・・。


次女と一緒に退院して、私より先に幼稚園デビューをしていた夫や姑に色々と教えてもらいながら

すぐにいつもの生活に戻っていくことができた。


お義母さん、あの時は本当に助かりました。ありがとう💖


こうして娘と一緒に過ごせる毎日は普通じゃなくて、すごく恵まれているし、何て幸せな事なんだろうと実感することも出来て嬉しかった。


長女の気の強さは相変わらずだったが、単純な所もあり、小学生になっても学校での出来事や友達との事、何でも私に話してくれたのですごくわかりやすい子だった。

次女はというと・・・。

長女とは正反対の性格で。

夜泣きもほとんどせず、癇癪をおこすこともない。

いつもニコニコしていて穏やかだったので、小さい頃はなんて育てやすい子なんだ!と思っていた。

2人目ということもあって、育児や家事にも上手く手抜きが出来るようになり、実際とても楽になった。


だが、すぐに感情が顔に出て思っていることも全部私に言ってくる長女と比べ、次女は自分から学校の話などもしてこないし、

聞いてもほとんどしたがらない子だった。

何を考えているのかわからない。すごく神経質で繊細な所もあったのだ。


長くなりそうなので、また続きます。



次女の卒業式に向けて その1