2025.02.07 可愛い子
には旅をさせよ
ある夏の日、学校からもらったというチラシを片手に「お母さん、私これに行きたいんだけど」と娘が言う。
「豊かな島留学で自分だけの宝物を探そう!」とある。
親元から離れて寮に入り、一年間島の学校に通うそう。この時9歳。
ホームシックにならないか。食べ物アレルギーもある。習い事をどうしよう。夫は寂しいだろう何と言うだろうか。
しかしよく見ると期限が過ぎている( T_T)
現地説明会に参加し、面接があり、合格する必要がある。
行けたとしても再来年だねと言いながら、娘にせかされた私は追加募集がないか、あれば連絡が欲しいと事務局に伝えた。
現在10歳の娘は島で寮生活をしている。
あれから追加募集の連絡をいただき有り難いことにご縁をいただいた。
親とはもちろん、お友達や仲間と一年間離れる。好きな男の子もいた。
2.3歳から続けていた沢山の習い事も辞めなければならない。周りの反応は大きかった。
携帯やタブレットの通信機器は持ち込み不可。
面接で夫は、娘と離れて大丈夫か質問されていた。寂しくないと強がっていた(о´∀`о)
私にも同じ質問。とても寂しいが娘の人生の糧になる貴重で代え難い経験になると伝えた。
約10名の面接官が並ぶ。人前で発表が苦手な娘も、緊張しつつ質問に誠実に答えた。
留学して10ヶ月。
島の人達に可愛がられ、とても楽しく充実しているそうだ。
学校は少人数で個別指導塾のようで贅沢。
ホームシックにもならず、初めて届いた手紙はクリスマスプレゼントの催促だった( ̄∇ ̄)
冬休みに帰省した娘は逞しく成長していた。
優しく気遣いができる方だが、それに強さが加わり頼もしい。何事も自己責任らしい。
留学中ずっと平和だったわけではない。
娘は葛藤や苦労があった。
私も気づきや学びがあった。
いつも応援しているよ☆
でも今年の冬は特に寒く感じてしまいます
(´∀`*)