セラピストブログ

2025.01.18 猫がお空へ旅立ちました

先月から歩けなくなって、寝たきりだった猫がお空へ旅立っていきました。

家族が揃っている時に、みんなに見守られながら旅立ちました。

心の準備をする時間もしっかり作ってくれたので、やり切った気持ちもいっぱいで心残りなく送れました。

察する事のできた猫は最後まで察する猫でした。


いろいろな見送り方があると思いますが、私たちは前に飼っていた二匹を見送ったペットセレモニーで葬儀を執り行いました。ペットセレモニーでは、ペットとはいえ、人間並みにお見送りが出来ます。

ここでは、顔や体を綺麗に整えてくれて、お花を添えられ祭壇に安置されます。順番にお焼香をして、お口にお水を数滴あげて、お別れの儀式をします。頭をなでたり、手をさすったり、私たちにとっては、最後にお別れをきちんとすることが、心の整理に繋がっていました。火葬も立ち合いで出来るので、お花をいっぱいにして、大好きなカリカリも一緒に、火葬のスイッチが押されるまで見届ける事が出来ました。

1時間半ほどで火葬は終わり、お骨の収骨をいたしました。うちにやってきたこの猫は、ペットショップの多頭崩壊から救い出されたスコティッシュフォールドでしたので、骨に問題を抱えていました。骨になった姿を見ると、それは顕著に表れて見えるようで、火葬場の係の方が丁寧にその状態を教えてくれました。自分の体と向き合い、出来る事出来ない事を判断して賢く生きた猫ちゃんですよと、心にしみる言葉を掛けて下さりました。ここもまた、心の癒しの場だと思いました。

収骨は骨壺の中にしっぽの先の骨から入れていきます。足、骨盤、背骨、腕、肩と順番に入れ、喉仏、顔、頭。家に持ち帰るのは小さな骨壺にしたので、入らない骨は合同埋葬してもらいました。お線香をあげて、小さな骨壺と共に斎場を後にしました。

私たちはお別れは悲しかったけれど、幸せでした。笑顔でした。

目を閉じたら、そこにいつもの顔で覗き込むイメージが飛び込んできます。

そして彼は、自由に走り回っています。

ちなみに気になるお値段ですが、2万6700円でした。


こちらのブログへたどり着いた方は、ペットロスによって苦しんでおられる方もいるかもしれません。罪悪感を引きずっている方もいるかもしれません。複雑な感情を抱いているのであれば、ヒプノセラピーをする事で癒されたりします。その感情は、未練であったり、後悔であったり、ペットちゃんが何かに気づかせるために残して行ったものかもしれません。そこに向き合い解放するお手伝いができたらと思います。

ヒプノセラピーの催眠状態の中でペットに会い、名前を呼ぶだけでも胸が熱くなります。名前を呼ぶ機会もなくなってしまいますからね。

大好きだったペットちゃんのお話を聞かせてください。

猫がお空へ旅立ちました