2025.11.23 前世の前世【文太ママ】
前回のブログでは 孤独な女性の前世の事を書いた。
そのせいか、その夜(というか朝方?) 夢を見た。
その夢は ある男性の人生を見せられた感じだ。
その男は 中世ヨーロッパの 由緒正しい公爵家の嫡男であった。
父は大臣などの要職に就き、自分もその側で仕事をしている。
いずれ自分もそのように出世していくだろう。
そのつもりで 仕事には励んでいる。
前途洋々、将来は安泰である。何の憂いもない。
そのうち決められていた結婚をする。
これは政略結婚であり、前々から言われて来た事であり、そうするものだと思っていた。
そしてこれは 相手もそのつもりだろう。
お互い「そういうもんだ」と結婚式に臨む。
豪華な結婚式ではあっても 何の感慨もなく義務的にこなす。
そして「そういうもんだ」という感じで 子を作り、仕事に励んでいった。
家庭には 興味がなく、むしろそれは「奥さんの仕事だろう?」という感じだ。
男の関心は もっぱら出世だ。
外側から得られる「承認」が全てだった。
人との駆け引き。人からの賞賛。時には人を出し抜き
権力に物を言わせて強引に事を運ぶ事もあった。
人から恨みを買おうが、男にとって それは大した事ではない。
物事が上手く運んでいるように思える。
家庭は(関心がないからか)順調に思えた。
子供は無事、跡取りも生まれたし、もう2~3人子供を産ませる事も出来た。
これも関心がないからか、彼の記憶を通して見てもあやふやw。
仕事に打ち込み、屋敷にも面倒で時々しか帰らない。
後は あちこち愛人宅に行ってたり、時々は王宮(勤め先)のメイドを引っ掛けていたりと😅
それなりに息抜きしていただろう。
忙しく、ストレスはあっただろうが、葛藤は感じない。
全ては順調に思えた。
そんな時、突然 妻が失踪した。
離縁届を置いて、忽然と消えてしまったのだ。
彼は驚くが、僅かな苛立ちのみで 忙しさで忘れていった。
それは結婚して 十数年経っていた時だった。
夢を通して・・・彼の奥さんがどうして消えたのかは 分からないが。
何となく この奥さんは 今世のYちゃんだなあと思う。
Yちゃんは 元長男の元嫁😂
Yちゃんは この被害者を繰り返しているかも😅
この時は 多分 護衛をしていた愛人と消えたんだろうと推測😂
この奥さんが幸せでいてくれることを願う😂
子供を置いていっても 何の心配もないだろうね。
直接 子育てしてる訳でもないから、後は乳母や家庭教師が育ててくれるだろう。
奥さんにとっても 跡取りとスペアを生んで、任務完了である。
奥さんが失踪した後も この男は以前と同じように暮らしている。
再婚は面倒でしていない。
ただ「面倒だった」というだけである。
数年後には 長男に家督を譲って 隠居生活に入る。
その頃には 40代後半かな。
全ての愛人とも清算して 一人で静かに暮らしている。(使用人はいる)
複数の愛人も みんな自分の地位や名誉に寄って来ているだけで そこに愛はなかった。
刺激があり その場の楽しさだけで 愛ではなかった。
普段は忘れていたが、時々屋敷に戻ると かつて出迎えてくれた妻の穏やかな顔が思い出される。
そんな時 ポッカリと空虚な気持ちになる。
だけど 感情を感じないように 蓋をしている男には それが何だか分からない。
夢を通して見るに、奥方も「穏やかな顔」は表向きの顔であって、良き妻を演じていたに過ぎない。
男もそれほど妻に興味もなく、面倒だったというのが本心だ。
政略結婚だから お互い愛し合っていた訳じゃない。
だけど男は男なりに 妻に癒されて部分もあったんだろう。
男の愛人達も 夫の元に戻るものも居たり。
執着され依存される事に疲れて、男から解消したり。
そうして男は 一人になった。
一人になると 殊更 妻の顔が懐かしく思い出される。
後悔のような でも後悔したくないような。
オレは仕事を精一杯して来たんだ!という 言い訳めいた気持ちが湧いてくる。
オレは寂しくなんかない!
でもポッカリと 穴が空いたような気持ち・・・。
これが何だか 分からない。
じゃあ、どうしたらよかったんだ?
どうすればよかったんだ・・・。
分からない。分からない。どうしたら?どうすればよかった?分からない・・・。
分からない・・・分からない・・・と、ぐるぐるモヤモヤしている所で
目が覚めた。
目が覚めて、思った事は「これ、この前見た 前世の前世だ!」と言う事。
前回書いた 女性の人生は この男の放置された「奥さん側」を追体験していたのだ。
そして 嫌というほど 孤独や惨めさを体験し、味わった。
そう。魂は 味わいたいのだ。
どんな気持ちか。どんな風に思うのか。
かつての男だった私が「分からない」「どうすればよかったの?」との思いに応えるように。
そしてそれは「因果応報」とも違う。
ただ体験して、知りたいだけなのだ。
こうして魂は 学びたいだけなのだ。
男の人生は 魂の幼児期~若年期だろう。
まだ 「愛が分からない」「愛を知らない」のだ。
ただただ 暴れん坊の前世から 「愛とは?」と 愛を探求する旅への出発の前世だろう。
この男の人生は、一見 順応満帆。
そして幼児期の魂だからこそ、葛藤しないようにお膳立てされ 疑問に思う事もなく進む。
親の言う通り、親の望む通りに仕事 結婚へと突き進む。
常に 外側の承認を求め、内省しない。
男にとって 妻は自分の地位を固める為の「道具」に過ぎない。
そして欲するのは「愛」ではなく 「見栄え」や「道具としての価値」である。
同時にそれは 自分自身にも向けられる。
妻は 女は 道具だから、彼女達の気持ちや都合なんて 知ったこっちゃない。
あくまで自分の都合しか 気にしない。
自分の事しか興味がなく 相手の事など気にした事もない。
高位貴族だから 周りが勝手にチヤホヤして お膳立てしてくれるのだ。
相手の気持ちなど 知りようがなかった。
現代なら こういう男は 知識はあるが「高学歴バカ」とでも いうのかな。
アスペルガーとも違うんだよな。
単純に 自分勝手 自分本位 自己中心的な人物という感じか。
今世での私は この男の自己中心的な我儘さは 子供時代もやってたなと思う。
まあ、子供だからね・・・。
その後、家庭でも学校でも とことん叩き潰された😂😂😂
そして男の晩年の「どうしたら・・・分からない」とぐるぐる考え、
後悔のような モヤモヤとした気持ちは 今、前夫が体験しているだろう😂😂😂
やはり前夫は 私の前世の再現でもあるのだ。
コイツとは 本当 縁が深いよ!😂
前夫も 幼児期の魂だから 「これから頑張れよ!」とエールを送るわ😂😂😂
仕事はそれなりにやっていたが、複数の愛人を持ち、
あっちの女にフラフラ、こっちの女をつまみ食い・・・
これは 今世 元長男がやってるわ・・・。
もう、かつての私の姿を見せてくれなくてもいいのよ・・・。😅
ハイ!終了しましょう!😂😂😂
ちなみにこの時の父親は彩加、母親は不明、息子たちは現息子たちだね。
この男の持ってるプライドや孤独は あの女性の前世(男からしたら来世ね)に引き継がれた。
そして 今世の私にも しっかりと再現された。
おかげ様で 今の私は孤独からは解放され 適度なプライドを持ち、
自分の決めた自分の道を 好きに生きている。
前世から持ち越した課題を 乗り越える事が出来た。
今の私は 愛に囲まれていると思う。
今世は 色んな気持ちを味わえた。
ネガティブな気持ちも ポジティブな気持ちも。
こうして転生を繰り返し、魂は学ぶ。
きっと学びの途中の方もいるだろう。
その過程で 苦しみの最中にいらっしゃる方もいるでしょう。
魂は 苦労しないといけない、苦しまないと学べないと 誤解している事もあるんですよね😅
でも不要な苦労だったら 要らないですよね。
あなたの魂が 何を学びに来たのか?
何をしに 生まれて来たんだろう?
そんな風に 自分と向き合ってみるのもいいですね。
その時には是非 癒しの館をご利用くださいね!
今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました!