文太ママ&彩加のブログ

2025.10.12 諦め癖【文太ママ】

今回は 私の思考癖の一つでもある「諦める癖」について書こうと思う。


先日 何気なく彩加と話していて 言われた事。


「お母さんが若い時、結構いろんな人をバサバサ 切ってきたよね?」

「そうだね。お陰で離婚も出来たけどさ😂最近じゃ 息子も切ったしね!」

2人で爆笑しつつ、話してた。


私は 30代40代と 若い時には「合わないな」とか「この人もう無理」と思うと

あっという間に 縁を切ったものだ。

仕事もそう。

「この会社 ダメだ」「先がない」「凝り固まった人間関係」

これらを見切ると さっさと離職した。

その頃の私は、生活が出来て 子供を養えればそれでよかったので、それはそれで後悔はない。


私のさっぱりとした サバサバした所は 私の長所でもあると思う。


でもその根底には「諦め」もあった。


表面的な わかりやすい「不安」とか「恐れ」がある時には わかりにくいが。

癒しが進み、心の平安がある今だからこそ、感じ取れるものでもあるのだ。


私の奥底で流れるように 横たわっていたのは「諦め」だった。


それは 小さな頃から繰り返される日常の中で 身に付けたものだった。

妹達との明らかな待遇差別、心無い言葉、何度も突き放された瞬間・・・。

期待しては手ひどく裏切られ、生贄にされ、矢面に立たされた。

子供なのに 子供の時間は与えられず、大人のように扱われた。

理解される事、愛される事を諦めた日々・・・。


私は「これ以上傷つきたくない」と、「諦める」事で 自分を守ろうとしたんだろう。

そして「期待しない」事で これ以上「ガッカリしたくない」と思っただろう。

私は 小学校に上がる頃には 身に付けていたと思う。


小3の時の事をまた思い出す。

学校から帰って来て、居間にいた ふとした瞬間。


「私はもう親を超えた」

という内側からくる 「本能」なのか「魂の声」なのかよく分からないが 感じた事があった。


勿論、当時の私はまだ子供で 出来る事も少なく、一人で生きていけない事など 重々承知していた。

でも、そういう事じゃない。

「超えた」のは もっと大きな意味でだろう。


今 思えば、それは「魂の段階」の事だった。


そして、それは子供の私にとっても とてつもなく「さみしい」事だった。


だってね。私にとってあの親たちは 「親」であって「親」じゃないと肌感覚で分かっただけなのだから。

「母親」が「母親」の役目を果たさない。

「父親」が「父親」の役目を果たせない。


それは魂の未熟さから、人間としてあまりにも稚拙で未熟だから。

自分でなんとかしなきゃ、と尚更 気を引き締めたものだ。


この瞬間、「諦め」は固定されたんだと思う。


あの人達にこれ以上 期待してもムダ!

うちの親は 親じゃない。


その頃の母親のイメージが浮かぶ。

お馬鹿さん。親なのに子供を盾にする。すぐ逃げる。卑怯でズルい。

自分の事しか考えていない。

自分さえ助かれば、と思っているのが バレバレ。

向上心もなく 成長しようとしない。言い訳ばかり。

そんな 矮小な小物。 それが私の「母親像」だ。


そして 母への「しょうがないね」「馬鹿だもんね」「成長しないよね」といった「諦め」の気持ち。

それは これまで切り捨てて来た人達にも 被るイメージだ。



さみしかった


そんな言葉が来る。

ああ・・・そうか。私はさみしかったんだね。

まだ子供なのに 守ってもらえなかった自分。

甘えたかったのに、甘えられなかった自分。

精一杯、自分を支えて 支えて 歯を食いしばって来たね。

これ以上 絶望したくなくて「諦め」たんだよね。


ここは癒しポイントだね。

そんな訳で 自分を癒そう。

しかし、いつもなら「大人の私」がスッと出て来て 抱き締めるのに。


どういう訳か、今回は中々私自身が出て来てくれなかった。

珍しい・・・。

私は 何年も何十年も 自分を癒してるのだから、イメージなんて簡単なのに。

しかもこの場面は、何回か癒してきてるのにね。

う~ん・・・どうしよ・・・と思っていたら。


突然 イメージの中で 今の大人の旦那が 子供時代の私を 抱き締めに来てくれた。

途端に ふわっと温かくなる。


そうだよ。この人こういう人なんだよ。

心があったかいんだよ。

だからこの人が 少々お馬鹿な事を言っていても、やらかしがあっても

旦那の本質の温かさを分かっているから、私は気にならないんだよね。

と、旦那の良さを再確認!(のろけの自覚あり😂)


私は 随分 人間関係を変えて来た。

だからこそ、乗り越えて来た 誇りもある。

もう 「かわいそうな私」は終わってるね!


改めて 子供時代の私に声を掛ける。

私もいるよ。旦那も寄り添ってくれるよ。

もう大丈夫。強くなったね。

もう十分よ。ありがとう。


子供の私はニコニコしている。


これで手放せたかな。

随分 癒したつもりだったけれど、最後の薄皮のようなものが剥がれただろう。

スッキリした。


この癒しは 彩加とのお喋りの中で癒し、イメージも手伝ってもらった。

一人じゃ中々 難しいのよ。

どうしても 自分の感情や思いに 絡めとられるから。

誘導してもらわないと 解放も出来ないものだ。


でもこの思考癖を手放さないと、それがまた無意識の「ゴール」になりかねない。


でも もう今の私は 乗り越えた。

もう 終わっているんだよ。

今の私は 諦めなくていい。

私の周りには 支えてくれる人達が いっぱい いるんだ✨


そんな支えてくれる人として、このサイトのセラピストさん達も挙げられる。

私の思いに共感してくれる。

同じ方向を向いてくれる人達。



モヤモヤする。イライラする。自分の感情に振り回される。


こんな時 一人で吹っ切る事が難しい事があります。

そんな時は セラピストに手伝ってもらいましょう。

思考の整理、感情の整理を お手伝いしてもらえますよ。


なりたい未来のあなたに向けて、イメージをしていきましょう!

きっとセラピストが寄り添ってくれるでしょう!


今回も長文にお付き合いいただきありがとうございました😘


諦め癖【文太ママ】