2025.06.18 私が離婚した理由⑥ 娘のこと 【彩加】
今回も前回のブログに続き、「私が離婚を決断した理由」について綴っていこうと思います。
離婚を決めた理由の一つに、何よりも 「娘のために」 という想いがありました。
母親が父親の顔色を伺いながら生きる姿。
家の中で信頼や安心よりも、緊張や不安が漂う空気。
愚痴を吐きながらも、「こんなもんだよね」と諦めてしまう母親の背中
そんな姿を娘に「これが普通なんだ」と思ってほしくなかったのです。
そして、私自身の子供時代をふと思い出したことも大きなきっかけでした。
私自身が母子家庭で育ち、苦労はしましたが、それでも楽しかった思い出や家族で幸せな時間を過ごしたこと。
貧乏で母が家にいる時間はあまり多くありませんでした。
それでも時間を見つけてお出かけしてくれたり、毎年旅行に連れてってくれたり、子供3人の誕生日にはケーキとプレゼントを必ず用意してくれた思い出。
母自身も毒親育ちで不器用な点はありましたが、それでもありのままの私を愛してくれて私の良いところを伸ばしてくれていたなと思います。
勉強や運動、宿題すらできなかった子供でしたが
「天真爛漫なあやかが面白い」 といつも肯定してくれていました。
どんなに貧乏で忙しくても母の愛は感じていました。
そんな子供時代を振り返って、今の結婚生活よりも全然幸せだったなと思ったのです。
お金がなくても自分らしくいられること、家族で笑い合えること、それが幸せだったと思い出したのです。
そして私は娘ともそんな家庭が作れると思ったのです。
「どんなことがあっても、明るく楽しく幸せな家庭を作ろう!」
それだけを覚悟しました。
そして、もう一つ。
離婚という選択はしても、娘には両親それぞれの愛をしっかり感じながら育ってほしいと思ったこと。
元夫はモラハラではありましたが、娘に対しては本当に愛を注いでくれる人でした。
どんなに仕事が忙しくても必ず育児は協力してくれました。
お風呂やオムツ替え、夜泣きの対応、月1、2回は私1人で外に遊びにいかせてくれたりと、モラハラと心が通じないと言う点以外は本当に良い父親だったと思います。
娘の育児に関しては感謝している点が多いです。
(逆に私は産後以降、娘付きの乳母として扱われていましたが😂)
私個人の恨みや、嫌悪、モラハラの体験は娘には関係がない。
娘だけには惜しみなく愛情を注ぐ元夫を見て、
娘が「会いたい」と言う限りは「会わせよう」と決めたのでした。
それから8年近く経ちました。
・毎日楽しくて幸せな母子家庭を作る
・父親からの愛もしっかり受けられる環境
あの時に決めた事は全て実現出来ています。
毎日笑いと笑顔が絶えない2人だけの家族。
娘とは何でも話せて、協力し合える、そして笑顔がたえない家庭を作ることが成功したのです。
娘は週末に元夫の家にお泊まりに行く生活が、2歳から8年近く続いています。
父親と二人で水泳、自転車、遊園地、長距離の旅行、等など
私には真似出来ない様なお休みを満喫しているようです😂
私は週末に一人の時間を満喫したり、お仕事にも集中しています。
ある意味で、この一人時間が息抜きとしてあったからこそ、娘との時間も より大切 に出来てきたとも感じます。
日本では珍しい家族の形かもしれません。
それでも、娘への愛情を絶やさず、父親としての責任をしっかり果たしてくれている元夫には、本当に感謝しています。
8年前には考えられなかったくらい、現在が幸せです。
「私たち親子には、もっと明るく、幸せな未来がある」
と信じて一歩を踏み出したあの日の自分に、
「よく頑張ったね」と言ってあげたいです。
娘の笑顔を見るたびに、あの時の決断は正しかったのだと、毎日感じています。
ちなみに元夫とのご縁は、「娘に会うため」だったと本当に感じています😂
魂の合意や役目が終わると、離れないといけないようなことが起きたり、心が耐えられなくなることって実はあるんです。
「もう限界だ」
「私はもっと大切にされていい」
それは、自分の魂からくるメッセージかもしれません。
自分の心に従い、自分のために行動すること。
実はそれが、より良い運命を辿るためには近道かもしれません✨✨
今回も最後まで読んで下さってありがとうございました︎💕︎︎💕︎