2025.01.16 15歳のチャネラーの葛藤 ① 【彩加】
彩加です♬
今日は昨日のブログに続いて、15歳の頃のことを書いていこうと思います。
15歳の自分はチャネラーとして仕事を始めてから2年が経っていた頃です。
その当時のことを振り返ると、チャネラーとしての喜びよりも、葛藤や自己否定が強かった自分を思い出します。
今はチャネラーとしてやりがいを感じ、それなりに人生経験を積んだことから、折り合いがついていることですが、当時は苦しかったことを覚えています。
当時は毎日の中でチャネラーとしての使命感を感じ
「この仕事は自分でやることを決めた」
と思う一方で、
「誰も“私“には興味が無い」
という苦しみが常に私の中にありました。
当時、人生経験のない私はハイヤーセルフから降ろしたものをそのままお客様に伝えるだけの役目でした。
そこに私の意見や意思はなく、逆にただ真っ直ぐにお客様に伝えることだけを心掛けていました。
当たり前ですが大半のお客様が興味を持っていたのは、私のチャネリングや霊視のみ。
そこに 「彩加」 という存在への興味は無く、自分自身も人生経験の少なさから、どうしたらいいのかがわからない。
それが仕事のやりがいや喜びよりも、葛藤の深かった原因でもあります。
いつしか
「チャネラーが役目なのに苦しい」
という思いと、
「自分がやると決めたのだからやらなければ」
という葛藤でせめぎ合っていました😂
しかも周りの同級生たちは高校に進学していく中で、「自分は学校に行っていない」というコンプレックスから、スーパーやコンビニでさえも一人で歩くのが怖く、対人恐怖症になってしまう始末でした(笑)
こんな自分が抜けたきっかけは、二つあります。
一つはお客様のO子さん。
そしてもう一つは美容師のイケメンお兄さんでした。
O子さんは35歳の実家の暮らしの女性でしたが、当時の私には衝撃的なお客様でした。
まず当時の私が衝撃を受けたのはO子さんの身だしなみ。
腰よりも長い白髪交じりのロングヘアに、眉毛はぼさぼさのスッピン。毛玉だらけの洋服。
「ナチュラルで飾っていない私」
ということに誇りを持っているような女性でしたが、思春期の私からすると浮浪者寸前のそのファッションにドン引き😂
お仕事のお給料も全てお小遣いとして、ほとんどを漫画やDVDの趣味に費やしているという話でした。
そしてその方が善意で貸してくださったDVDも、お下劣な海外コメディや深みが一切ないような映画で、当時のわたしは
「こんなのを観て喜んでいる大人がいるの!?」
とショックを受けたものです(笑)
とても良い人でしたが、自分の母親(文太ママ)と同じ年なのに子供の立場でいることや、欲に任せて時をただただ娯楽の消費に費やしてきたこと。
大人として成熟していないO子さんの姿にバランスの悪さを子供なりに感じたのでした。
そしてヘレンケラーの「W A T E R」並みに強く心を打ち付けた気づきが
「こんな大人になりたくない!!!!」
というものでした😂
そしてもう一つは美容師のイケメンお兄さん。
同時期にお客様の紹介で美容院に行くことがありました。
担当してくれたのは、若くてイケメンの気さくなお兄さんでした。
当時、対人恐怖症だった私は家族とお客様以外の人間とは全く話せないというコミュ障だったので、ガチガチに緊張して何も喋れなかったのを覚えています。
気さくに話しかけてくれたのに、コミュニケーションがうまくとれない。
「コミュ障すぎる自分」ということに絶望したのをよく覚えています。
その時も
「自分はこのままではダメだ!もっと人間として成長したい!!」
と強く思ったのでした。
この二つの出来事と深い決意が、結果的にチャネラーとしての葛藤や苦しみから抜けることになったのでした。
今思うと、全ての出来事は自分の魂が起こした必然であり、無駄なことはなかったなと実感しています。
私がどうやって行動を起こし、葛藤を抜け、今に至ったか?
次回はそこを深掘りして書いていこうと思います。
彩加