セラピストブログ

2026.05.17 私の我慢が誰かの当たり前を作っていた


こんにちは。すずらんです。

私の無意識の優しさは、相手の甘やかしでした。

そんな気づきと、私の中にある依存心や孤独感が外れていくような感じがした出来事を綴りました。



私は結婚して以来、「家族の時間を何より大切にしたい」という気持ちが強く、無意識に外側の世界との交流を避けて、家庭の中に収まろうとしていたところがありました。


そして、大切な人との関係性の中で「拒否されるのが怖い、愛されたい」と感じ、相手の空気を読み、相手のペースに合わせて自分を抑え我慢して過ごしてきたのです。


雰囲気を壊さないように相手に合わせてあげることは、私なりの「優しさ」や「配慮」のつもりでした。

この時私は我慢しているとも、相手に合わせているとも思ってはいませんでした。


でも、10年という長い時間を経て、あるときふと気づいたのです。


私が我慢したことで、相手の『当たり前』を作っていたんだ


私の優しさは、ただの相手への『甘やかし』として利用されていたんだと。


夫は私の存在をいつの間にか「当たり前のもの」として扱っていました。


けれどそれ以上に、「自分自身が、私という存在を一番蔑ろにしていたんだ」ということに気づいたのです。


気づいた瞬間、私の中で何かがストンと腑に落ちました。

相手の顔色を伺って自分を卑下するのは、もう終わり。


私は夫に向かって、


「私という存在は当たり前ではない」

「あなたから感謝を感じたこともない」


と、初めてハッキリと伝えることができました。


今までだったら、怖くて言えなかったかもしれません。

でも、今の私には言える強さがありました。


実はここ最近、守りに入っていた家庭の外側へと一歩を踏み出し、外の世界での自分を謳歌し始めていたのです。

そこでは多くの人と出会い、自分が誰かに必要とされる経験をたくさん積み重ねてきました。


「私はもっと大切にされる存在であり、必要とされる場所で輝ける」


そう心の底から思えたからこそ、夫に対しても毅然と強く言えたのだと思います。


私が本音を真っ直ぐにぶつけ、一人の人間として立ったとき、夫の態度がガラリと変わりました。


夫も自分が「当たり前」にしてしまっていたことに気づき、心からの「ごめんね」と一緒に私を抱きしめてくれました。


そこで私は、生まれて初めて自分が

「大切に扱われている感覚」や「必要とされる感覚」を実感しました。

ずっと欲しかった感覚が、そこにはありました。


…けれど同時に、私の心に深く湧き上がってきたのは、別の感情でした。


「私が必死に求めていたときにはすれ違い、もう手放した瞬間に求められるなんて、なんてタイミングが合わないんだろう」という、切なくて深い悲しみでした。


お互いのタイミングがズレてしまう、噛み合わない悲しさは確かに存在します。


今後、私はこの悲しみを手放せる時が来るまで、前に進む原動力にしていくのだと感じました。


でも、この経験を通して私が得たことは

「自分の輝ける場所は、誰かが用意してくれるものではない」という確信です。


自分で外へ踏み出し、築いてきた経験があるからこそ、今の私は、自分がどこで輝けるのかを自分の目で見極められるようになりました。


相手の反応に一喜一憂して、自分を卑下しながらすり減らすフェーズを自分の手で終わらせたのです。


私たちは、誰かに愛されたいとき、ついつい自分を小さくして相手の「当たり前」に奉仕してしまいがちです。


でも、本当に大切なつながりは、自分が自分を一番に大切にし、自分の尊厳を守って立ったときに初めて、動き出すものなのかもしれません。


今、もし誰かとの関係で


「私ばかりが我慢している」

「自分を卑下してしまう」


と感じている方がいたら、どうか自分を責めないでくださいね。


「もっと私をみて、もっと愛されたい」


と叫んでいる自分自身が、心の奥にいるのかもしれません。


けれどそれは、誰かの愛ではなく、あなた自身の愛をずっと必要としています。


かつて私が家族のためを思い、家族のために行動してきたのは、「自己犠牲」でした。


心から誰かのことを思う気持ちがあるならば、まずは自分を大切に行動するべきです。


自分自身への愛や、自己肯定感の実感こそ、家族が円満に過ごせる秘訣なのかもしれません。


あなたが「甘やかし」の手を手放し、外の世界へ一歩を踏み出して自分の尊厳を取り戻したとき、目の前の景色は必ず変わり始めます。


心の奥にある、あなた自身の本当の声に、一度耳を傾けてみませんか?




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