セラピストブログ

2025.11.14 長男、三十にして立つ 〜30男と母の手放しレポ〜

子どもを育て終えたと思っていたのに、

まだ心のどこかで握りしめていた。

息子の新しい一歩が、私自身の手放しを教えてくれました。


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長男の誕生日を口実に、久しぶりに家族5人で外食をした。長男のリクエストは「フグ🐡」(キェー💦

「食事はスポーツ」が我が家の家訓(えっ?)

店員さんの鍋セッティングが完了するとよーいどん!で競技が始まる🏃🏃🏃🏃🏃

鍋をつつきながら長男が言う。

「俺、転職決めたわ」

そう言って、てっちりをハフハフする長男。

「そうなんだ」とだけ答えたけど、胸の奥がキュッと熱を帯びた。


いよいよ彼の人生が動きだす。

彼はこの誕生日で30歳になった。

新卒で社会に出て8年。

親が心配する年齢ではないことは承知している。


新卒採用のシステムの中で学生から社会人へと

まるでベルトコンベアに乗るように決められた流れの中を進んでいく。

本人の意思やペースは関係なく「次」「次」と急かされるように、

そしてところてんのように社会に押し出される。

本人なりに理想や希望を抱いていたと思うが現実とのギャップに戸惑い、

自分を見失いかけもがいていたように思う。

そんなしんどさを抱えたまま本当に息つく間もなく働いてきた。


そんな彼が、ようやく自分の意志で方向を決めたのだ。

私の「母親としての時間」も、ここからまた変わっていく。

ポケットの奥に残っていた「気がかり」という小さなかけらも、

ようやく手放せそうだ。

ホッとする気持ち、寂しい気持ち。

どちらも、私の大切な気持ち。

30年分の気持ち。


やったねわたし‼️


母としての卒業証書を、私から私へ出すことができた。


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子どもを育てるって、

日々の小さな選択の積み重ねでした。

正解がわからなくて迷ったり、

心配しすぎて空回りしたり。

それでも、「その時の私」にできる精一杯を重ねてきました。


そして、子どもが自分の足で歩き出す時——

親もまた次のステージへ進むのかもしれません。


もしあなたが今、

子育ての節目や家族との距離に心が揺れているなら、

その気持ちはとても自然なものです。

「手放す」ことは冷たさではなく、信頼と愛のかたち…

どうか、これまでの自分をしっかりと抱きしめてあげてくださいね。



母としての時間をひと区切りつけた今、

私はあらためて思います。

人の心は、誰かのために頑張る時間と、

自分を取り戻す時間を、行き来しながら育っていくのだと。

もし今、あなたの心にも小さな「気がかり」が残っているなら、

その正体を一緒に見つけにいきましょう。


がんばってきた自分を癒し、

新しい一歩を安心して踏み出すお手伝いをさせてください😊


あなたがもう一度、自分のペースで歩き出せるように。

その背中を、そっと支えられたら嬉しいです

ご予約をお待ちしています😊


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長男、三十にして立つ 〜30男と母の手放しレポ〜