セラピストブログ

2025.10.09 チビを叱った時

小6の孫の話でもしましょうか。

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孫らの父親であるダディ(我が家での愛称)が海外出張で留守の時の話です。


小6の男の子なのでゲームが大好きなのですよ。そして、ゲーム実況のYouTubeも同じくです。


YouTubeを観ながらLINE電話で友達と話しつつオンラインゲームを長時間やるのです。


これをダディは一時間半と制限をつけているのですが、ダディが留守なのをいいことに孫はYouTubeとスマホのゲームで暇な時はずーっとゲーム三昧をしていました。


あまりにひどい時はビシッと注意していましたが、隠れてやっているので果たして効き目はあったのかどうか、でした。


ある日、晩ご飯を皆が食べ始めたのにチビはまだゲーをしているのです。


流石にそれはないなと思い注意しました。


「あと少し!これが終わったら」とまだ止める気配がありません。


そんなチビに対して、私は晩御飯を食べなくてもいいことを告げました。チビの表情は、衝撃を受けて思いっきり被害者になっています。


ゲームが命なら一食ぐらい抜いたところで死にやしませんので。


チビはゲーム機を置いて泣き始めました。(泣き虫なのです)


「ご飯とゲームの境界線を作れ。ご飯の時はご飯、遊ぶ時は遊ぶ。それって、普通のことじゃないのか?」


泣き伏せるチビに言うと、顔を上げて頷きました。


「ご飯食べれ。遊びはそれから」


すると、チビはご飯を食べてお風呂に入りました。


その後、少しだけゲームをしていましたが、その夜はそれでお終いでした。


翌日、機嫌の悪そうなチビが朝ご飯を食べずに2階に行ったまま降りてきませんでした。


登校時間少し前に「頭痛いから休みたい」とラインが入ります。


私は2階へ行きチビを呼んで怒鳴りつけました。


「そういうことは早く言え!ゆうべはゲーム三昧で元気だったのに頭が痛いだと?ふざけてんのか??最近のお前はゲームばっかりして自分のやるべきことすらやっていないじゃないか。そんなんで自分のことばかり主張するたあどういうことだ!さっさと学校へ行け!」(すみません。怒ると口が悪くなります)


すると、泣き出すチビでした。


頭痛がするのは本当だと思っていました。ちょうど昼夜の気温差が激しくなってきた頃でしたし。


風邪気味なのだろうなとは思いましたが、学校の支度をさせました。


泣きながら支度をするチビを正座させ、私も正座して膝を突き合わせて話しました。


「自分のやらなければならないことはキチンとやること、食事の時間と遊ぶ時間は区別つけること、最低限のことすらできないのに自己主張するな、お前はやれるだろう」と言ったことを話しました。


チビは泣きながら頷き、私は「ババに文句があるならいつでも言ってこい!受けてたつ」というと首を振りました。


とりあえず、この日はチビを学校を休ませ体力を回復するようにしました。熱もありましたし。


この日は子供との付き合い方を考えていました。


私のやり方でいいのか、子供の個性を潰さないようにどうすればいいのか、私のような他人がここまでやっていいものか、などをでした。


義理の孫をどこまで教育すればいいのか、本当に葛藤ばかりです。


孫育ては自分をも育てているなと思い知りました。


目の前の事物で苛立つことは、私が持つ問題への苛立ちのイコールなのです。


孫を叱りながら自分を叱っているな〜と思い至りました。


チビのやっている事が嫌な時、それは私の嫌な部分を見せてもらっている時です。


それは、過去の自分かも知れません。

今現在の自分であるかも知れません。


私は孫を愛しています。

では、自分を愛して、いる??


そこを考えた時、自問自答していました。


己を愛せるようになっているの?


孫を愛せるなら、自分を愛するなんて簡単じゃないか、と己から答えが来ました。


この時、ちょっと泣いてしまいました。


愛とは、難しくて簡単ですね。



とまあ、洗濯物を畳みながら考えた一幕です。


地味な私ですが、セラピストとしてお手伝いできることがあると思います。もしよろしければ、お話ししませんか?

チビを叱った時