2025.05.22 ダメダメダメ子
好きな事をして空想の世界にいた。
そこはとても幸せだった。
でも、生きるために必要な事、 これも学ぶ必要があった。
それを体を張って学んでくれたのが 7歳のときの私。
学校という囲まれた箱に入れられ勉強を学ぶ。
理解できないまま進んでいく授業。
学ぶ意味が分からなかった。
漢字を覚えるのも苦手だった。
最初でついていけなかった算数は更に分からなくなった。
人と比較して駄目な私が生まれた。
駄目な私はダメダメダメ子。 このダメ子は、その後、私のエンジンとなる。
ダメだダメだ。ダメだから諦めた。
その代わり出来ることをもっともっと貪欲に追求して行った。もっともっと。
まだ足りない。 ダメな自分を覆うくらいのもっともっとを追い求める。
もっともっと。まだダメだ。 私に必要なエンジンとして動き続けた。
でも、そろそろ疲れてきた。
多分それが役目を終える合図なんだろう。
エンジンを止めたらどうなるのだろうとの心の不安に目を向ける。
ダメ子は居た。
空気が抜けたようにぺちゃんこだった。
ダメ子のおかげで好きなことだけでは生きていけない現実を知り世の中を知った。
ダメを覆うために足りない自分を足していった。
それにより地に足をつける土台を作れた。
でも、ダメ子はそのままの姿であった。
ダメだった自分を認めてあげよう。
誰と比較する事もない。
あなたが居たから今の私が築けている。
あなたは私にとって必要だった。
頑張ってきたダメ子に愛を入れると膨らんでいった。
もう、あなたのエンジンを借りなくとも、私は自分の力で進んでいける。
7歳の私は光になって私の中へと満足そうに統合され、
私のエネルギーとなった。
内なる批判者に目を向けてある程度自分で癒してみましたが、癒しきれない部分をセラピストの結季音さんに手伝ってもらいました。