2025.01.09 北風と太陽
最近、母と自分の関係について感じた事を書いてみます。
母の結婚生活は推し並べて苦労の連続でした。ワンオペ育児は当たり前だったし無理解でDVな父に振り回されて「可哀想なお母さん」でした。
子にとって大好きなお母さんの悲しみは我が事のように辛かったし母をそうさせる父は悪の権現でしかなかったのです。
いつしか「お母さんの幸せを実現する」が私の人生の目的になっていたしそこにたくさんのエネルギーを注いでいたように思います。
そんな私でも歳を重ねるにつれ母のおかしさに気がついてくるわけで…。
私がどんなに頑張っても不幸を選び続ける母に対して怒りを覚え軽蔑するようになりました。
(「母みたいにならない」と自分を鼓舞してきた面もある。その意味で母は立派な反面教師だった)
さて、わたし。
母にとって「太陽」のポジションを取っていたつもりでしたが
母にとって私の働きかけは「北風」でしかなかったのです。(マジかよ!)
「被害者で可哀想で報われないアテクシ」をやりたい母に
「幸せになれ」と強要していたのだからやっぱり北風よね(汗)
母の想念は到底理解できないけれど私と母は魂の目的が違うのだとサロンに入って思い知らされました。
この頃、母はすでに亡くなっていましたが私の中でやり残しに対するモヤがまだあったのです。
もう白旗を上げて降参したら本当に気持ちが楽になりました。
母娘の契りを交わした縁なのでこの先もこのトピックは影に日向に現れるんでしょう。
時折眺めてみるのも面白いかも知れません♪(´ε` )